少し先の予定である、マナリ行き。
日本人のスタッフいるマナリの宿へ電話。 マナリ→レ―間の道路状況の確認。 も、繋がらず。 宿近所のネット屋へ行くも、ネット屋のご主人が亡くなったらしく 今日は店を開けない、との事。 スタッフがネットが使えない代わりに 携帯を貸してくれる。 も、先方出ず。 さらにこのタイミングで宿の電源ロスト。 ぐるり、日の当らない暗さと蒸し蒸し部屋の中でチェックアウト準備。 今度は2人で先刻、携帯電話を借してくれた人の所へ。 も、また出ず。 次は、マナリの観光協会的な所へ電話。 英語力の無さから、いまいち解らず。 すると、携帯を貸してくれた彼が代わりに聞いてくれるという。 お願いする。 と、 「マナリ→レ―」間の陸路。 開通は6~7月との事。 携帯代を支払おうとすると10Rでいいとの事。 宿に戻ると電源復旧。 宿の3兄弟、「何でもリペア屋」だけあり 自力で復旧させていた。 11:00頃までフロント付近で情報収集。 11:30頃宿を出る。 良い宿だった。 ジョードプル、町も人も良い。 特に宿がアットホームで過ごしやすかった。 部屋はめっさ暑かったけれども。 どんなにきれいでどんなに設備が整っていても 宿のスタッフが良いかどうかで、そこで過ごした時の印象が決まる。 多少、不便でも、人が良ければその分記憶に残る。 宿だけではなく、食堂も、店も、町も。 そういう意味では、ジョードプルはとても良かった。 砦の中で感じたこの土地のマハラジャの考え方が 町にも生きているような気がした。 ま、これは2日半だけの感想だけれども。 タイミング良く、12:00発のジャイサルメール行きバス乗車。 途中、立ち寄ったバス停で水売りの少年から水を買う。 (バスが停まると、車内に水やらアイスやら お菓子屋やらいろいろ売りに来る) 少年が「テイスティング!」なんつって 1個のパコーラ―(一口サイズの野菜の揚げ物)をくれる。 くりくりぐるり、半分ずつ食す。 「うまいよー」 なんつってジェスチャーすると、もう1つくれる。 さらに生の青トウガラシの様なものも。 しゃきしゃきしており、辛みはなく甘し。 次の停車場で、パコーラ―売りの少年からパコーラ―を買う。 少年、突然手を伸ばし、ぐるりのぼうづ頭を恐る恐る触る。 くりくり曰く 「しょりしょりしてそうだから触りたくなる」 との事。 窓から吹き込む砂漠の日差しと熱風。 何もしていないのに消耗しつつ 乗車しては降りていく、おっさん達の色とりどりなターバン 群れで佇む野生のラクダ 等を窓の外に見つつ、寝かけては暑さで目を覚ます。 なんてな事をしているうちに。 ジャイサルメール着。 他に旅行客が居ないため いきなり、宿の客引き集中砲火。 明日、すぐにクーリーという村へ移動する予定。 バススタンド近くのレ―ヌーカという宿を目指すつもり。 だったのだけれども、客引きの1人曰く、 「もっと安くて良い宿がある!見るだけでも見てくれ! リキシャ代も無料でいいし、嫌ならレ―ヌーカの近くだから そっちへ行っても問題ないから!」 客引きに連れられて行って、ガイドブックに載っていない 穴場の当たり宿に恵まれる事もあるし、レ―ヌーカ近くまで行けるならいいか。 なんて思ったのが間違いだった。 実際、その客引きは一緒に乗ってこず 違う兄ちゃんが一緒にオートリキシャに乗り込み、着いてみると、 っていうか乗ってる最中にもう気づいたんだけれども。 レ―ヌーカの近くでは無くて。 降りる際に、その兄ちゃんに「二ア、レ―ヌーカ?」 なんつって聞いたら「近くは無いけど歩いて8分」 リキシャーマンに聞くと「ノ―二ア」 くりくりぐるり、激怒。 一応宿は見に行く。 荷物フル装備のまま一旦最上階まで登らされ、 そこに荷物を下ろし、部屋を見ろという。 きれいとは言えないが確かに安いし、広い。 けれども くりくりぐるり、この宿のやり方が気に入らない。 そのまま外に出る。 レ―ヌーカまでどの位か聞くと 「歩いて15分」 途中、リキシャ衆に取り囲まれレ―ヌーカまでの値段交渉。 くりくり「レ―ヌーカまでいくら?」 なんつって聞いたらば。 「100!」「50!」 2人のリキシャーマンが同時に違う値段を言い さらに、遅れて入ってきた兄ちゃんに聞くと 「60!」 レ―ヌーカまでの距離も彼らの言っている事と 地図の縮尺とずいぶん違う。 もういい。 と思い、歩き始める。 バススタンドの近くから遠くへ運ばれ 再び歩いて来た道を戻る。 ラージャスターンに入ってから 薄れつつあった警戒心を思い出す。 途中まで歩き、再びリキシャと交渉。 20Rで行くというので、乗車。 レ―ヌーカ。 オフシーズンなのに高し。 なので、同じ経営者だという、歩いて30秒の所にあるラタンパレスなるところへ。 値段交渉。 応じず。 さらにWi-Fi別料金。 オフシーズンで今、他に宿泊客は居るのか? と聞いた所「いる」と言う。 いろいろ腑に落ちないけれども 一泊だけの宿と思ってここに決める。 Wi-Fiは使用せず。(ダブル250R) チェックイン手続きはレ―ヌーカで。 との事で、そちらへ移動し チェックイン台帳を見る。 4/30から誰も泊まっていない。 また嘘。 そりゃある意味、ディスカウントできないか。 もういいや。 虚無的な気持ちで夕食へ。 適当な食堂でターリー。 これはうまし。 帰りに今まで往来で見かけて 「かぼちゃだと思ってたらメロンだったやつ」購入。 宿で食す。 うまし、でも野菜に近し。 明日は、砂漠の村へ。 ↓ジョードプルのディスカバーブラザーズ。 宿隣の工場は父親の代からのものだから、やめたくないから兄弟みんなで続けている。と言っていた。
by kurikurigururi
| 2012-09-09 05:01
| インド
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