2012/05/19 「切望と議論の揺りかご」

クーリーで出会ったEさんお勧めのバクスケーキ、食す。
うまし。
スライスしたナッツの上にチョコ。
久しぶりに食べる味。
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翌日のジャンムー行きバスのチケット購入。(1人170R)
9:20ダラムシャラ発。

ダライ・ラマ法王邸近くの、ナムギャルカフェなる場所。
行ってみる、も、移転。
場所を聞き、来た道を戻る。

マクロード・ガンジ、本当に小さい地区。
少し歩けば端から端まで余裕で歩ける。
物売りもチベット人が多く、全くしつこくもなければ、強引でもない。

ここもインドなのか?
と思う位、町が穏やか。

道中、眺めの良い休憩スペースにて
しばし虚脱。
チベット人、犬×3、と風に吹かれる。
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移転したナムギャルカフェ着。
ピザ一枚注文。
でかし、うまし。
ひさびさの味。
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夕方、昨日のルンタへ。

ぐるり、日替わり定食、揚げだし豆腐。
くりくり、クリームコロッケ。
うまし。
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本日、エンゲル係数高め。
引き締めねば。
2時間ほど居座ってしまい、宿へ戻る。

道すがら町並みを歩き、これまた色々考える。



チベットの問題。

自分が考えてどうこうなるものではないと思う。
けれども、どうしても考えてしまう。

町の至る所に、抗議の焼身自殺を遂げた僧達の写真やポスターが貼られている。
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暴力を辞さない強大な相手に、ひたすら非暴力での抵抗。

焼身

という事が圧倒的な拒絶の現れであるとしても
そこまでの強い想いがあるのなら
「生きて」その意思を1人でも多くの人に広めて行く事はできないのだろうか。
もちろん、彼らの行動で意識が変わった人々もたくさんいるだろう。
相手に対する力での抵抗を封じられた状態で、最大の拒絶を叩きつけ
無関心な人々に、彼らの現状を意識させるという事はできる。
命の使い方は人それぞれで、他人がとやかく言うことはできないけれど。
自分の命を差し出してまでも戦う、強い想いを抱いている人物を失うことは
未来のチベットにとって大きな損失になってしまうのでは?
それは中国にとって都合が良いのでは?
と、思う自分の考えはぬるいのかもしれない。
それと同時に、もし、中国から完全に解放されたとして
チベットの人々は世界から経済的に取り残されはしないのだろうか?
政治的な問題と、民族の誇りや信仰といったものの狭間で
精神的に押し潰されそうになっている人々がたくさんいるのだろうか?

写真の中には、まだ10代という若い僧もいる。

彼らの望んだ未来がどんなものなのか。
ダライ・ラマの描いている未来はどんなものなのか。

知らない、解らない事が多すぎる。

彼らの写真の前で、しばらく動けず、ただ立ち尽くす。


『 取り返し与え 掴んでは無意味に捨て去る
 
  繰り返される事は すでに知り得た哲学
 
  幸せをもう一度と 願い
 
  起こり来る絶望と議論 
 
  もう戻れないと言った君は
 
  門を開く 強い風が僕を吹き消す 』



「切望と議論の揺りかご」という曲の一節を思い出す。

一日も早く、チベットの人々にとって幸せな未来が訪れてほしいと心から願う。



その帰路。

くりくり、インド人に尻を触られ、怒。
インドに入ってから、もう何回目か。
破廉恥予防の為、ぐるりが後ろを歩いている時は無いのだけれども
くりくりが後ろを歩いていると、すれ違いざまに破廉恥タッチしてくる事多し。
しかも、くりくり曰くこちらを更に怒らせるのが

「触られた!」

と思って振り向くと、破廉恥漢も振り向いて見ている事。
だそうで、その度に怒りが倍増するとの由。

インドに入ってから思う。
北インド人、性格が悪い。
観光ズレしているというのも有るのだろうけれど。

インドに入って学んだのは

「拙者、忍者でござるよ!にんにん!」

とか自分で言ってる忍者が胡散臭いのと同レベルで

有閑マダムに投資信託を勧めるやり手セールスマンみたいな表情とまなざしで

「ノープロブレム、アイム、グッドマン」

とか言って自分をリコメンドしてくるインド人は信用できない。

という事。

とはいえ、全ての人がそうなのではないし
彼らの国に来てぶーぶーと文句言うなら
出ていけばいいと思うのもまた、その通りなんだけれども。

もう少し、静かな時期にここに来れたら良かったと、改めて少し思う。




↓ナムギャルカフェにあった植物。ちょっと欲しい。
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↓この日のマクロード・ガンジの空模様。
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by kurikurigururi | 2012-09-15 06:37 | インド | Comments(2)
Commented by 杜百子 at 2012-09-15 22:55 x
難しい問題だよね。
だからこそあえてコメント。


チベット仏教には根強く中国仏教に対する様々な思いがあると聞いたコトがあります。

悲しい歴史や悲惨な過去を持って、皆生きていると思う。

日本も今、原発の事故を通じて原爆の問題や原子力の問題と向き合っていると思う。

旅の途中、目にした現実に正面から向き合って、自分の思いを丁寧に日本語を使って伝えてくれるまる先輩の心の真ん中を本当に尊敬します。

今を生きる私が何をするかが一番大切なのだと痛感しているよ。

徒然なるままにすみません。
Commented by kurikurigururi at 2012-09-16 03:32
この歳で旅に出ていろいろ見させてもらって思うんだけど、問題の無い国なんてないよね。今だってつい先日までいた国で大変な事になってるし、日本の周りでもいろいろあるし。自分は日本人が考えなきゃいけない問題をちゃんと考えないとなぁとか思うよ。
『何をするか』は人それぞれ違っていても、良い方向に向かいたいよね。と、今、徒然なるままに書いて何を言いたいのか若干迷子気味だけれども、その辺、ご容赦いただきたいw
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