2012/09/23 「風光明媚カルギル行」

カルギル行きバス、8:30発。

外国人旅行者の姿もちらほら。
気温はかなり寒く、これからさらに高度の高い場所へ移動。
となれば、さらに寒くなる、と思い、バックパックから毛布代わりに布を取りだす。

このバスで、くりくりぐるり、この旅初、生涯付き合えそうな外国人と出会う。
席に座り、ちょもん。
と、待っていると、どこの国なのか解らない感じのバックパッカーが乗車。
とりわけ、彼が我々の注意を引いた、その理由。






ただ1人、サンダル履き。



や、寒すぎや…しないか?




と、勝手に心配。

それから彼が気になって仕方がなく、また、国籍も掴めない。
バックパッカーなのは確実、インド人ではないし、かといって
スリランカやパキスタン系の顔でもない。
それに、そこはかとなく旅姿がこなれている。

そんな事を気にしつつ、ちょこちょこ休憩を挟みつつ、
バスは一路、ラダック方面へ。
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途中、思い切ってどこから来たのか、聞いてみる。



「インドネシア」

まず、インドネシアのバックパッカーに出会うという事がなかなか無く
また、さらに、これから同じレーに行くとは。
聞けば、インドネシアにもバックパッカーコミュニティがあり
数千人が登録しているとの事。

「知らなんだー。」

と、気になっていた事が解り、気分すっきり。

ラダックに向かうにつれ、景色が変わる。
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ここは本当にインドか?

うん、インドです。

だけれども。

窓の外に広がる、アルプスを思い出す風景。

バスは崖沿いの細い道を
ぽんぽこぽんぽこ跳ねながら走り。

途中、ソナマルグなる場所で休憩。

「ここに一泊しても良かったよー。」

と思ったくらい、雰囲気の良い牧歌的な所。
山に囲まれた草原の中を馬やらロバやら犬やらヤギやらがのんびりとし
木の枝を手に、青っぱなたらしつつ
ひゃいひゃい言いながら駆けずり回りたくなる。
けれども、そうはしなかった。


何故か。



アホだと思われるからである。


理由が判らないまま、ソナマルグに約1時間足止め。
ソナマルグを出、再び崖沿いの道を行く。

インド、パキスタン、中国。
各国の停戦ライン、ボーダーが近い事もあり
至る所に兵士の姿。

道中、すれ違い待ちなのか何なのか良く解らない停車が幾度も有り
この時点で定刻通りの到着を諦める。

が、しかし。

隣の2人の孫を連れたおじいちゃん&おばあちゃん。

だと思っていたら、2人の子供を連れたお父さんお母さんだったおっちゃん曰く。

「6時半には着く、この道は何度も通っているから大丈夫だ」

との事。

6時に着けばありがたい。

そう願いつつ。

進んでは停まり、進んでは停まり。

を、繰り返し。

ラダック地方に近づくにつれ、景色が一変。
雪の残る岩山の間を抜け、雪壁の間を走る。

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途中、先の子連れの人達、下車。
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時間通りに着くのは自分達が降りる所、だった模様。

…。
 
結局、到着は4時間の遅れ。

22:00近くにカルギル着。
翌朝、レーへ向け、同じバスで5:30出発。

がしかし。

我々は明日、ラマユル・ゴンパなる僧院のある場所で降りる。
ので、そこまでのチケットを確認。

同じバスのもぎりのおっちゃん。
なんだかボろうとしている感じ。
近くの商店のおっちゃんに聞くと「350R」だと教えてくれる。
そんなボられてもいなかった、ごめん。
もぎりのおっちゃんに交渉し「300R」にまけてもらう。

となると次は宿、探さねば。

なんつって、もう一度、商店のおっちゃんに安宿が無いか聞いてみる。
と、店を出、着いて来いと近くの宿に連れて行ってくれる。

も、満員御礼。

と、今度はそこの兄ちゃんが「ついて来い。」

と、友人の宿に案内してくれ、さらに50Rディスカウントまでしてくれ

無事、イン。(ツイン200R)
*宿の名前よく解らず。
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宿というか、洞窟というか洞穴に寝床並べました、的、
「盗賊のねぐらを忠実に再現した雰囲気満点のお宿です」感むんむん。
数時間寝るだけの場所、と割り切り、くすんだ色
視覚だけで痒くなりそうなベッドを受け入れる。
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今度は食堂を聞く。

案内してくれた兄ちゃん曰く

「俺の宿のレストランで食べなよ」なんつってまた戻る。

食堂までの道中、話を聞く

「インド人は騙すけれど、ラダックは安全だ。レ―は素晴らしいし
 旅行者を騙さない。俺はデリーに居た事があるからインド人が
 平気で人を騙す事を知っている」

と、熱く語る。

ここはインドとは違う。

というプライドを感じた。
そして、この兄ちゃん。

誰かに似ている。

と思っていのだけれども、この時、ようやく気がついた。

シゲル・マツザキ。

腕まくりの具合、髪型、背丈、黒さ。

マツシゲそのものであった。
*盛り付けがアレなマトンライス
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食後、部屋に戻る。

数十分置いて見ても、やはり、かなり、汚い。

けれども、ラダックに入ってから感じた、高山病っぽさもなんとか消え
荷物も広げず、シャワーも無し。

朝起きたら、全身痒くなっていない事を祈りつつ、
扉越しに聞こえてくるコーランを聞きながら、就寝。



↓木箱の上で爆睡するヤギ@ソナマルグ
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by kurikurigururi | 2012-09-20 18:47 | インド | Comments(0)
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