2012/05/25 「リキール・ゴンパ→念願のレー、到着」

レー行きバス。
7時に出ると聞き、6:00起き。
7時前にバスパークへ。

すると。

宿の兄ちゃん

「バスは8時だよー」

なんてな事を言う。
まぁ、早く起きたのだし、バスパークでチャイでも飲んで過ごそう。
なんて思って、行ってみるとそこは。

人っ子一人おらなんで。

地元民よりも早く行動し、8時発のバスを1時間も前から待つ。
という田舎者的有様。

半ば虚脱気味に佇んでいると、商店のおっさん登場。
店を開けてくれたので、チャイを飲み
別の店でマギーなるインスタントラーメン。
これを拵えてもらい食す。

8時発、レー行きバス乗車。
例によって、次のゴンパ、リキールで途中下車。

1時間程でリキール着。
というより
リキール・ゴンパへ向かうメインロードとの分岐点に着。

ここからリキール・ゴンパまで約5Km。
全荷物を背負ってひたすら歩く。

周囲、何も無く、初手から分岐しているどの道を行けばよいのか?
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近くにいたちびっこ達に聞く。
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へっこらへっこら歩き続け、少しして、通りかかった車をヒッチ。
荷物で乗るスペースほとんど無い車内に何とか乗せてくれる。

無事、リキール・ゴンパ着。
乗せてくれたお礼を言い、ゴンパへ。
ダライラマ14世の弟が座主との事。

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ゴンパの横に巨大な弥勒菩薩。
ちょもん、と座っている。

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ここだけの話、この弥勒菩薩の背中には梯子。
おそらくメンテナンス用と思われる。
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*そして、これは全く嘘の話なんだけれども
有事の際にはこの弥勒菩薩が稼働、民衆を救うとか救わないとか。


ゴンパ内で年代物のタンカや
チベット仏教の仏具等拝見。
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密教の色が強いからなのか、仮面や仏像等に少し怖さがある。
それがよいのだけれども。
と、ぐるりは思い、くりくりは怖いと思う。

帰り、バスが無い。
僧侶にメインロードまでの近道を教えてもらい
牧歌的な脇道をへっこらへっこら歩く。
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道中、すれ違う人々、皆、笑顔で「ジュレー」と挨拶してくれる。
し、道に迷っている風と見るや
遠くからでも、正しい道を教えようとしてくれる。

インドに来てから忘れていた
人の温かみに嫌と言うほど触れる。
や、嫌じゃないけども。

結局、メインロードまでヒッチできず
3~4Km徒歩で戻る。
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バックパックの重さに肩、もげ気味。
分岐点でヒッチ。

停まってくれるかと思い、走って近づく。



ゴンパ巡りの旅行者を乗せリキール・ゴンパへ向かう車ばかりで。
その度、打撃後一塁へ向け走り出すんだけれども
途中でファールと解りバッターボックスに半笑いで引き返すバッター。
みたいな事を繰り返し、いい加減、悲しくなってきた、その頃。
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軍用車が通る。

一か八か止めてみる。
止めておいて、停まった事に驚く。
怒られるんじゃないかと思いつつ
軍用車に民間人乗せないだろうと思いつつ
レーに行くか、聞いた所。

レーには行かないけれど、二ムという所までは行く。

との事。

更に「乗る?」とか言ってくれる。

も、二ムの場所が解らず
ありがたいけれども、停めておいて辞退。

その後、何度か空振りヒッチを繰り返し
思い立って地図を広げ、二ムの場所を確認。

レーの手前。

「マジですか…」

すると、再び違う軍用車。

俄然止めにかかり、聞くと二ムまで行くという。
更に、二ムからレーまではバスがあるとの事。

食い付きの違う猫と化し、乗せてもらう。

軍用トラックの荷台に揺られる事、約30分。
最初に止めた軍用車を追い抜かす。
荷台に乗った日本人2人を見、手を振ってくれる。
ので、振り返す。
さらに、わざわざ二ムのバス停に降ろしてくれる。
本当に助かりましたと、お礼を言う。

バス停でバスを待つ間、何気に食したパコーラ、激うま。
同じものをリピート注文する始末。
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13時に着いたバスでレーへ向かう。
1時間程で、くりくりぐるり、念願のレー着。

宿探し。

レー中心部、高し。

安宿の集まっている地区目指し、ひょっこらひょっこら歩き続け
埒が明かないので二手に別れ、300R位で泊まれる宿を探す。

約1時間歩きまわり、350Rの部屋発見。
合流し、そこへ向かおうとしていた、その時。

「部屋探してるのっ?いい所知ってるからついてきな!」

なんつって、ラピュタのド―ラおばちゃん的勢いのおばちゃん登場。
あっという間に主導権を握られ、とりあえず着いて行ってみる。

「ここ、私んち!宿はこの隣の家だよ!
 めっさ良い人だから!あんた達ラッキーだよ!!」

つって、連れてこられた所。
少し前に、ゲストハウスの看板が出ていたので
ぐるりが門をくぐるも、人の家だと思い、引き返した、その場所。

家族経営の様で、部屋もとてもきれいで人も良さそう。
庭も良い感じ。
何故かおばちゃんが値段交渉の間に入り

「500でどう!?安いでしょ?」

すぐ近くに350Rの宿見つけちゃって
ここはすごく気に入ったけど予算オーバーだからごめんよー。
という旨を伝える。

と、

「じゃあ350でいいよ!どう?」

「いや、ならもうオッケーですッス!
 でも、300になったら嬉しいッス。」

なんつって言ってみたら、少し渋るも、すんなりオッケー。

YAROL GUESTHOUSEにイン。(一泊300R*たぶん相当にシーズンオフ価格)
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探しまわった甲斐があった。
なんだかホームステイのような感じ。
シーズン前で他に宿泊客も無し。
茶をごちそうになりつつ
ここの息子「ジミー」(ニックネーム)と少し話す。

部屋で少し休んだ後、町散策へ。

くりくりぐるり、レーの町並みに激しく心を掴まれる。
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↓店の前に並べられた染料
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インド、他の地域の日数を削ってここに日数を割きたかった。

人がとても優しい。
ラダック地方はもうインドでは無いと思える。

あまりにも良すぎ、ぐるり、少し泣けてくる。

改めて町の印象は人が作るものだと強く思う。

町並みを見ながら歩いていると
スリナガルからのバスで一緒だった
インドネシアの青年、エドワードとばったり会う。

我々がラマユルで途中下車した時、彼は爆睡。
目覚めたら、後ろの席に居た日本人2人がいない。
「どうしたんだ!?どこかで乗せ忘れたのか?」
と思い、周囲の乗客に途中下車したと聞いた、との事。

パンゴン・レイクという湖を観に行くツアーに参加しないかと誘われる。
我々も興味はあるけれども、少し迷う。
6人集まれば、1人1500Rで行けるという。
今の所、彼1人のみ。
元々、行くつもりではなかったので
その件は一晩考える事にし、エドワードと一緒に町散策。
チべタンレストランでトゥクパを食しつつ、いろいろ話す。
つたない英語ながらも何とかコミュニケーションが取れ、2時間ほど話し込む。

帰りに、彼に安いネット屋を紹介し、そこで別れ我々は宿へ。

戻ると、ホットシャワーが使えるよう、温水タンクの電源をすでに入れてくれてあった。

インドに入ってから、騙されそうになったり
騙されたり、嘘をつかれたりの毎日で
警戒心でゴリゴリになっていた心が
レーに来て、少しずつほぐれていく。


くりくりぐるり。

この旅、初沈没の危機。


*沈没:旅用語で一カ所に長く滞在し、動けなくなる事。「沈む」ともいう。


↓店番?してた女の子w
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by kurikurigururi | 2012-10-03 07:13 | インド | Comments(0)
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