2012/06/10 「インド出国~スリならもっとうまくやれ~」

5:00起床、人気のまばらなバハ―ルガンジを、ニューデリー駅へ向かう。

駅までの往来には昨晩のイベントの名残がそこここに点在。

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往来の真ん中にまだ天幕を張って演奏している人もあり。
その天幕横を通り抜けようと、狭い通路を抜ける、その時。

前を歩くぐるり、振り向くと、くりくりがインド人に変貌している。

「や、インド長かったから、顔面までインド風に…保険でなんとかなるかしらん?」

なんて事はもちろんなく。

若いインド人が2人の間に割って入っていた。

ぐるり、歩を止め、インド人を先に行かせようとする。

も、

インド人、ぐるりにぴたと張り付き、離れず
目で何か言いながら首を左右に小さくふるふるしている。

「?」

と思い、ふと、下を見る。

と。

右手でぐるりのズボン、左ポケット。

ここを必死にまさぐろうとしている。

ポケット内にはあいほん。

着ていたT-シャツの裾が少し長かったのと
背負っていたバックパックのベルトのお陰で
ポケットの入り口になかなか手が入らない模様。

「この人、何をしているんですかね?」

と、至極冷静に彼を見る。

そんな彼は、ぐるりを見つめながら、小さく顔をふるふるしている。
手は必死にポケットの入り口を探っている。

「…。」

「…。」(ふるふるふるふる)

「…。」

「…。」(ふるふるふるふる)


「乳首がずれてるポリスメーンッ!!
乳首がずれてるポリスメ――――ンッ!!!」

(*「ポリス」以外の所は実際の発言と入れ替えてあります)


すぐに手首を掴み、後続のくりくりに説明。


「んっしゃ!ポリス行こうか!ね!」


実際には飛行機の時間があるので、そんな事やっている時間は無いのだけれども
一応そう言って、壁際に追い詰める。

その間、彼は

「違う違う、そうじゃない、違う違う、そうじゃない」

なんて鈴木雅之風に首を振るも、何がどう違うのか解らないし
完全に窃盗未遂じゃないですか。

結局、彼は手を振り払って逃げて行った。

そう、インド。

ここはインド。

最後の最後でこんな事に遭遇。

入国してから、幸運にも盗難にあわずにきた。
もちろん、十分すぎる位に気をつけていたのもあるけれど。

なんとなくくさくさした思いを抱え、ニューデリー駅へ。
空港直通の列車に乗る。

表の…というかニューデリー駅がダミーかと思うくらい近代的な建物。

窓口にて空港までの切符を購入。

がしかし、お釣りが無いと言う。

朝一のこの時間ですでにお釣りが無い。

んなバカな。

受付のねえさん、若干逆切れで返金。

隣の窓口で再購入、お釣りあり。
すぐ横の窓口に確認するくらいすればよいのに。
と、思うけれども。

ここはインド。

そう、インドだもの。

普段乗っていた列車が嘘のような、超近代的な車両で空港へ向かう。

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なんとか無事、空港着。

ここでトイレに行った、くりくり。


「清掃員が便器の前でカレーを食している。」


という、超常現象的光景に遭遇。

しばらくショックが抜けず、うつつ。

…。

ここはインド。

そう、インドだもの。

インド最終日。

たった数時間なのに、異常に濃い経験をしつつ

無事、機上の人となる。

くりくりぐるり、インド出国。

トランジットでカタールへ。

↓空港へ向かう列車内、今回行けなかったグジャラートの宣伝広告。行きたかった…グジャラート。
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・空港までのメトロ 1人80R

*今回、南アフリカ行き、カタールでトランジット。
  インドの空港で
  「南アフリカからの出国の飛行機チケット」
  を提示す るよう求められる。
  ここで、チケットが無い場合、おそらく買わされるか、出国不可となると思うので
  インドから飛ぶ人は
出国用の飛行機チケットの用意をお忘れなく。
 普段いい加減なのに、こんな所はきちんとしてました。
 今回、念の為用意してあったのですんなり通過。
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by kurikurigururi | 2012-11-23 05:29 | インド | Comments(0)
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