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2012/09/11 「ベングリオン空港出国審査〜トトロのご加護?〜」

パッキングし、チェックアウト。

荷物を預かってもらい、昨日のツーリスト・オフィスへ。
イタイという日本語を話せる兄さんが居て助かる。
19:40発のシェアタクシーを手配してもらう(1人62NIS)
何でも、来年から勉強する為に日本へ行くらしい。
ちゃんと我々を乗り場まで連れて行って教えてくれる。

そのまま、新市街へ出る。
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かゆいとこは万国共通w
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昨日に続いて、店舗を見て歩く。
物価はほぼ日本と同じ。
なので、簡単にほいほい物は買えない。
くりくり、日本から持ってきた化粧品が終わりかかっていたので

メード•イン•死海の化粧品購入。
化粧品は日本より安い、らしい。
気のいいおっちゃんの経営する店舗で購入。
空港での免税手続きやこれからの続く旅の中での使用方法
お肌の相談など、親身に話してくれる。
アラブのマーケットではこういう事は少ない。
「買え買え」だけだし。

先日見て気に入っていたポスターを3枚程購入。
少しくかさばるけれども、ティンガ・ティンガを持ち歩いていた事を思えば
もはや、屁。

ぐるり、迷った末、バンクシ—アートの本購入。
重し、けれども、欲しいという気持ちが勝つ。

昨晩と同じ店舗で同じサンドを購入し、昼飯。
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ケバブも食す。


注:ケバブです。↓
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...。


で、宿に戻り、共有スペースに出発の時間まで居させてもらう。

19:00頃、約束のピックアップ場所で待機。
結構、時間通りに迎えに来る。

途中、他の乗客をピックアップしつつ
ベングリオン空港まで約1時間半程で着。

かなり広く、近代的な空港。

「鬼のように厳しい出国審査」

という言葉が脳内にチラつき

早めにチェックイン、すべく、チェックインカウンターへ向かう。


「AM1:00からだから、その時間に来るようにー」

と言われ、コンセントの使えるベンチを探し、待機。
くりくり、ドラマ爆視聴。
ぐるり、意欲的に虚脱。

そんなこんなでAM1:00、少し前にカウンターへ。
と、女性の若い審査官が近付いてき

「英語話せる?」

「俄然、ノ—で」

と答えておく。

でないと、英語で聞かれて、イマイチ曖昧な所を
適当に返事したら、よく解らないけどそこで引っかかって、
ちょっと話聞こかぁって、別室送り。
みたいな事になるかもしれないですし、おすし。

すると、日本語で書かれたチェックシートを手に、いくつかの質問。

「荷物のパッキングは誰がしたか?」

「パッキングしてからどこに置いていたか?」

「誰かに何か渡されなかったか?」

「護身用の銃など持っているか?」

全て答え、バックパックをX線スキャン。

ぐるりだけ見事に引っかかる。

近くのカウンターでバックパック開封。

何が引っかかったのか?

あれこれ考える。

全く心当たりがないんだけれども。

若い男性の審査官




「これは何?」




バックパックの中から取り出す、それは。




「お塩とお茶でございますッス!」



そう、南アで自炊用に購入し、なかなか減らない塩
および、各地で購入した茶葉。
これらが何か刺激的でゴージャスなブツと疑われたらしい。

「は!?南アフリカ??
 塩を南アフリカで買って持って歩いているのか?」

「はい。思ったより減らなくて。
 やっぱ、塩は重要ですね、料理に味つきませんもの。」

「…じゃあOKだよー」

なんつってパス。

拍子抜けするほど簡単にクリア。

チェックイン済ませ、イミグレ。

出国時、問答無用でスタンプを押されてしまう事がある。
なんて噂を聞いていた。

まずはくりくり。

何やら、イミグレのおばちゃんと笑いながら話している。

あっさり、ノ—スタンプ処理。

続いてぐるり。

「ソーリー。ノ—スタンププリーズ。」

おばちゃん、にこやかに「解ってるわよー」的に微笑み

ノ—スタンプ処理。

去り際「アリガト」と言われる。

後でくりくりに聞くと

「トトロのネックレスしてて、素敵だねって言ったらアリガトって言われた」

との事。

ははん、それで笑ってたのか。

なんにせよ、事前に調べていた

「審査に何時間もかかり、ボーディングタイムぎりぎりで飛行機に飛び乗る」

なんて事にもならず、空港内のピザハットにて遅すぎる夕飯。
シェケルが多めに余っていたので、タイ出国時の様なひもじい有様は回避。

事前の心配をよそに、余裕すぎるほどゆったりとした気分で過ごす。

ベングリオン空港、無事出国。

AM4:30、ペガサス航空でイスラエル出国。

くりくりぐるり、トルコへ。

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※エルサレム → ベングリオン空港
 タクシー 1人62NIS
 途中他のお客をピックアップしたりしつつで約1時間半位。

※ベングリオン空港出国検査

 事前にネットで調べたり、人に聞いたりして恐れていた
 嫌がらせ的な厳しい審査は無かったです。
 審査官にもよると思うけど。
 けれども、どこでもそうだけど素直に受け答えして
 あまり無駄に反抗的な態度は取らない方が吉と思われます。
 そういう人を取り締まるのが仕事だし。
 ギリギリに空港につくんじゃなくて早すぎる位についていた方が
 多分、なにかと安心ですよ。

 
 



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by kurikurigururi | 2015-01-02 18:52 | イスラエル | Comments(0)

「岩のドーム」

岩のドーム

旧市街南東の神殿の丘。
ソロモン神殿があったとされ
ダビデが神との契約の箱を置いた場所とも言われている。

そんな場所に建てられたメッカ、メディナに続く
イスラム第三野の聖地。
岩のドーム。

神殿の丘までは入れるけれども
岩のドームの中には一般人は入れない。
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入り口に誰かいるなぁと思ったら,,,
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携帯いじってるおねいさんw
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壁面のタイルが美しい。
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神殿の丘〜岩のドーム

ムスリム以外の一般人は嘆きの壁南側の
モロッコ門から通路を通って神殿の丘へ。
夏期と冬期で入れる時間が違うので注意。
午前中に行くのがいいかも。
入場料は無料。

もちろん、肌の露出した服装は控えるべし。
あと、ここはイスラムの聖地。
以前、ムスリム教徒に変装して
中に入った日本人女性がいるみたいだけれど
信仰心を持ってここを訪れているムスリムの人々に
とても失礼な事だと思うので
そういう事はやめた方がいいかなぁと思います。
SNSやブログのネタにはなるかもしれないけれど
敬意は大切にしないと。
もし見つかったら
どうなっても文句は言えないと思いますよ。






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by kurikurigururi | 2014-12-14 22:49 | イスラエル | Comments(0)

2012/09/10 「エルサレム新市街」

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朝一で聖墳墓教会へ。
初日、イエスの眠る墓を見れなかった。
そのリベンジ。
毎回、鬼混みしているので、朝早くに向かう。
も、ミサの最中。

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先に岩のモスクへ行ってみる。
今日も嘆きの壁では、たくさんのユダヤ教徒が祈りを捧げている。
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岩のモスク。
中には入れず。
そういえば、
池上彰さんがテレビ番組で特別に入れてもらっていた。
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岩のドームの周りをちょらちょら見た後、聖墳墓教会へ。
ツアー客ですでに混み気味。
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この中。
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列の最後にちょんと並び、待つ事約30分。
やっと中に入れたと思ったらば
墓係の聖職者の人、壁を叩きながら

「ハリアップ!!フィニッシュ!フィニッシュ!」

キリストの墓かもしれない場所をとっくりと観る事もかなわず
荘厳さなり、厳粛さを感じる間もなく、チラ見程度で退出を促される。

後ろのクリスチャンと思われる欧米人女性なんか軽く涙ぐんで入ったのに
さっさと出される、祈る間もなく。

多くの人間をさばかなければならないのは解るけれども
これはどうなんだろう?
静かに、静かに、と何度も注意されている人を見たけれども
この聖職者達の方がよほどやかましい。
なんだかなぁ。

宿に戻り朝食。
毎回ありがたい。
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その後は、ヤッファ門付近のツーリストオフィス。
翌日のベン・グリオン空港までのシェアタクシーの事を聞く。
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んで、少しちょらちょら。
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今度は、そのままエルサレム新市街地へ。

こちら側はまったく街並みが違う。
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整備された街並み。
洗練された店舗が軒を連ねる。
有名ブランドもちらほら。

ハイサムが言っていた、経済の問題なんかを思い出す。
もし将来、一つの国になったとしても
経済的な格差が生まれるだろうし、経済的な面では
パレスチナはイスラエルに食われてしまうだろうなぁと思う。

街中で偶然に出会った日本人の奥さんとオーストラリア人の旦那さん夫婦と話す。
彼らはパレスチナ人の家にカウチサ—フィンで泊めてもらっているとの事。
(※カウチサーフィン:宿では無く、一般家庭に泊めてもらう事)
当然、この問題の話にもなるらしく、旦那さんは

「今のイスラエルがやっている事は完全にいじめだよ。
 歴史をさかのぼっていけば、アラブ側にも非はあるけれども
 今している事は本当にひどい。ヒトラーは嫌いだけれど
 今は彼の考えも少し理解できるようになってしまった。」

と言う。

これには少しだけ、同感。
過去、ユダヤ人がナチスドイツにされた事を
今、彼らはパレスチナにしている。
ナチスのした事は決して許されるべきでは無いし
これからも起きてはならない事だけれど

「ユダヤ人は世界を手に入れようとしている。」

というヒトラーの考えが
イスラエルに来てみて少し解るようになった。

「世界の中心はイスラエル」

それがユダヤ人の潜在的な考えである事は、街を歩いていてなんとなく感じる。
すでに遺伝子の中に「選民思想」のような物があるのだと思う。
世界の中でこれだけわがままを言ってもやっても何も言われない国。
だけど、だからイスラエルの人が誰彼かまわず嫌いかといえば
もちろん、そんな事は無い。
イスラエルに入ってすぐに、地元のおねいさんに親切にしてもらったり
街中で助けてもらったりしているし。
だけども、それと同時に、イスラエルの空爆のせいで
片腕を失ったパレスチナ人の兄さんの目も思い出す。

難しい。

考えてどうにかなる事ではないけれど。

数時間、街をちょらちょらした後、夕飯を購入。

宿へ戻り、夜を過ごす。

宿の近くで昼寝してたぬこ様。
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↓新市街のショーウィンドウで爆笑。
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by kurikurigururi | 2014-12-07 23:57 | イスラエル | Comments(0)

「 嘆きの壁 」

ユダヤ正教が祈りを捧げる嘆きの壁。

遥かな昔、ここに建っていたユダヤ正教の神殿の名残り。

今、そこにはイスラム教の聖地、岩のドームが建っている。
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壁へ続く通路。
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夜の間、溜まった夜露が壁の草を伝って落ちてくる。

その光景が、壁が涙を流しているように見える事から

嘆きの壁と呼ばれるようになった。
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無数の白い鳩は神の霊といわれている。
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悲願を書いた紙を壁に挟む。
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その服装と、もみあげが特徴的なユダヤ教徒。
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夜、日が落ちてからも壁にはたくさん人が訪れている。

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「祈り」というのは、どこに届くのだろう?
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by kurikurigururi | 2014-11-13 23:09 | イスラエル | Comments(0)

「ヴィア•ドロローサ〜聖噴墓教会」

ヴィア•ドロローサ。
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裁判で有罪とされ

磔にされるキリストが十字を背負い、ゴルゴダの丘へと歩いた道。

全長約1Km。

世界各地からキリスト教徒がこの地を訪れ、この道を歩く。
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キリスト教徒でもないけれど、我ら通りすがりの者も一緒に歩く。
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その行き着く先は。

キリスト教最大の巡礼地、ゴルゴダの丘。

そこに建てられた聖噴墓教会
「クネスィヤット•ハ•ケヴェル」

最初の人、アダムの頭蓋骨が眠るとも言われている場所。

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毎日多くの人が訪れる。
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イエスの墓
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息を引き取ったキリストが横たえられ、香油を塗られたとされる場所。

涙を流しながらひざまずく人もいた。

そんな場所で写真を撮っている自分達をひどく無粋に感じる。
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教会内で灯されている祈りの火。

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※毎日たくさんの人が訪れるので、ゆっくり静かに見たい人は
朝早くに行った方が吉。
日中にツアー客等と重なると人ごみの中を歩きながら
いそいそと見ないといけないので。

※聖墳墓教会内でも盗難などあるようなのでご注意を。
誰でも入れるし
「聖地だから大丈夫だろう」
という油断でやられるみたい。








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by kurikurigururi | 2014-11-12 23:31 | イスラエル | Comments(0)

「エルサレム 旧市街雑景」

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石畳の町。坂多し。観光客も多し。
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町の至る所にある教会。ちょこっと入ってみる。
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ステンドグラスに漉された陽光。
その光の中にいるとなんとなく敬虔な気持ちになってくる。
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街角にちょこんと置いてあったUFOキャッチャーw
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ダマスカス•ゲートを出て、すぐの所にあったファラフェル屋。
ひよこ豆やら野菜やらを薄いパン生地みたいなのに包んで食す。
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近くの商店で売っていたパン。
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壁に描いてあった落書き。
仲良く出来るといいよね。
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by kurikurigururi | 2014-11-11 22:56 | イスラエル | Comments(0)

2012/09/07 「エルサレム旧市街〜その眼差しに沈むもの〜」

朝5:00過ぎ、テルアビブ着。

寝れたような寝れないようなぼんやりとした頭で
エルサレム行きのバスを探す。

6:00発エルサレム行き乗車(1人15.30NlS)
またもやWi−Fiフリー。

1時間ほどでエルサレム着。

トラム(路面電車)で目指す宿周辺へ。
切符の買い方を若い女子に聞いたら、代わりに買ってくれる。
旧市街の入り口、ダマスカス・ゲートまで約10分程(1人6.6NIS)

下車、目指すラムセス・ホステル目指す。

発見。

閉まっている。

ノックしても、呼び鈴を押しても、隣の商店から電話しても、
今年の恵方の方角に向かって屁をこいても、誰も出てこない。

まじか。

と思い、ダマスカス・ゲートをくぐり、旧市街へ。

昨日、Mさんに教えてもらったゴールデン・ゲートにイン。(ドミ1人70NIS 朝食付き)

腹ぺそだったので、ダメもとで聞いてみたら

「もう今日の朝食から食べても良いよー」

とかイケメンな事を言う。

ありがたし。

宿に荷物置き、早速旧市街を歩く。

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昔の町並みが残っており、その中をイスラム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒が歩く。

聖地。

聖母マリアの生誕地。
ゴルゴダの丘へ向かい、キリストが最後に歩いた道ヴィア•ドロローサ。
キリスト教徒最大の巡礼値、聖墳墓教会。

アッラーが天に召されたというイスラム教の岩のドーム。

ユダヤ教徒が祈りを捧げる、嘆きの壁。

国の成り立ちからどこか、すっくり行かないこの国。

嘆きの壁に祈りをささげるユダヤ教徒。

讃美歌を歌いながら、磔に向かったキリストと
同じ道を歩くキリスト教の巡礼者。

その町の空にイスラム教のモスクから流される
アザ—ンが鳴り響く。

ユダヤ正教徒にまつわる都市伝説が頭をかすめる。
どこか冷たい、他者を拒絶するような雰囲気。
とはいえ、見ていると彼らも笑って話しているし
自分達となんら変わりなく思える。
たぶん、自分の今まで触れた事の無い理の中に生きているから
遠くに感じるんだろうと思う。
彼らが歩いていると、その周囲に中世にタイムスリップしたような雰囲気が生まれる。
そういう光景を見ると、旅冥利に尽きるなぁと思う。

この日、町中を見て歩いたんだけれども
一番印象に残っているのはあるパレスチナ人の男性だった。

旧市街の細い路地、人が群がっているジュースの屋台。
なかなか買えずに困っていたら、声をかけて来て助けてくれた若者。

彼は、片腕を失っていて

「イスラエルの空爆でやられたんだよ...」

少し、寂しげに微笑みながら呟いた。
彼の目は、悲しみも怒りも通り越したような
諦めのようなものを湛えていて、その眼差しの奥に沈んでいるものに
ニュースや本や人の話で聞きかじった薄っぺらい知識に
すっ...と現実の無惨さを突きつけてこられたようで
どんな言葉をかけたらいいのか解らなかった。

昨日のMさんに聞かせてもらった話を思い出す。

イスラエル政府のパレスチナ人に対する弾圧。
それに対する報復。

ガザは今でも空爆されている。(2014年イスラエルはガザに地上侵攻した)

地図を見れば、ガザの人々はどこにも逃げられない状態なのが解る。
そして、Mさんの話では、同じパレスチナの中でも
ガザと他の地区ではまた考えが違っているという。

どこにも逃げられない状況がガザの人々を追いつめていて
対話というよりも、徹底抗戦の気運がとても高いのだとか。

そして、イスラエルはもちろん、自分達に手を差し伸べてくれない
周辺のイスラム国家にも怒りを抱いているという。

どこにも救いを求められない状況と
向き合わざるを得ない先の見えない現実。

近代兵器でガザ地区を殲滅させようと思えばいつでもできるイスラエル。

そんな日常を生きるには、怒りや憎しみを糧にしなければ
心がもたないのかもしれない。

この後もイスラエルに数日滞在する事になって、イスラエルとパレスチナの問題が
少しだけ見えて来たような気がするんだけれども、それはまた書くとして。
近年、イスラエルの中でもパレスチナへの軍事行動に反対して
兵役を拒む若者が増えているらしい。

イスラエル人が全て悪いかと言えばそうではないし
パレスチナ人だけが被害者かといえばそれも違う。

ただ、軍事行動が起きれば、そこでは人はただの戦闘単位でしかなく
相手側の人もただの作戦上の標的でしかなくなる。

兵士が敵の戦闘単位を「人間」として見てしまったら
兵士として機能できなくなる。

その戦闘単位1つ1つに、家族があり、人生がある。
それを見ないようにして引き金を引く。

その引き金の先にいたのが、ジュース屋で会った
パレスチナ人の兄さんだったのかもしれない。

もしこの先、イスラエルとパレスチナが和解して
一緒に未来を歩む事になっても、この争いの中で
大切なものを失った人達は、身の内に消せない負の感情を
抱き続けて、理屈で解っていても消せないものに
身の内側から焼かれるようにして生きて行かなければいけない。

この2つの国の問題だけじゃなくて
世界中のありとあらゆる、戦争や紛争が
一度火がついたら容易には消せない物であるのに
いつまでたっても根絶できない理由。
人間が人間である以上、それは越えられない壁なのかもしれないと思う。

自分にも大切なものがあって
誰かにも大切なものがあって
それを奪われて、生まれる復讐心を
自分の中だけで押さえ込む。
そんな聖人みたいな事、圧倒的大多数の人には真似できない。

この旧市街は

イスラム教徒が住む、ムスリム地区。

ユダヤ教徒が住む、ユダヤ教徒地区。

キリスト教徒が住む、キリスト教徒地区。

アルメニア人が住む、アルメニア地区。

この中だけで、4つに分かれたこの場所。
奇妙なバランスの上に成り立っている一画。

とても興味深い所だらけで、面白いんだけれども。
ひょいっと訪れたバックパッカーが考えてどうにかなる物でもないのに
なんだかいろいろ考えてしまう日々の始まりだった。

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※テルアビブ → エルサレム 1人15.30NlS
※バス停 → トラム 1人6.6NIS

※ゴールデンゲート•イン

ドミ(男女別) 1人70NIS
朝食付き
Wi-Fi有り(フロント周辺のみ)
場所はイマイチ説明しにくいのでごめんなさい。
旧市街の中にあります。
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by kurikurigururi | 2014-11-10 21:42 | イスラエル | Comments(0)

2012/09/06 「イスラエル、噂の厳しめ入国審査」

イスラエル側エイラットのイミグレ鬼混み。

ニュースなんかでも伝わってくるように
いろいろきな臭いせいで入国審査の厳しいイスラエル。
ただでさえ、時間がかかりそうなのに
そこでツアー客に鉢合わせ、数十分並ぶ。

やっとこ我々の番。

まずはぐるり。

一度、荷物をX線でスキャン。
中を確認するので開けるよう言われる。

その後、多くの韓国人ツアー客の前で
バックパックの中身を全て出す。

「これは何?」

「靴下です。」

「これは何?」

「自炊用の塩とかです。」

「これは何?」

「腹痛の薬です。」

「これは何?」

「おパンツでございます。洗ってございます。」

等々、いちいち確認され、辟易。

昨晩きっちりパッキングしたバックパックをひっくり返され
中身を抜かれ、干物の如き有様のバックパックを更にX線でスキャン。

どうやら、インドで買ったタブラ調整用のハンマー、
これが引っ掛かっていた模様。

その隣でくりくり、いくつかの荷物を出すよう言われる。

数十人のツアー客がほぼ終了する頃。

「サンキュー」

とだけ言い残し、係員、突如、我々に興味を無くす。

フルオープンした荷物の前に佇む我々。

沈黙のパッキング。

続いて、パスポートコントロール。

1対1で、入国に関する幾つかの質問に答える。
ま、どこの国でもそうなんだけれども。
ここイスラエルは、セキュリティの為、根掘り葉掘り聞いてくる。

そして、一番重要なのは


パスポートにイスラエルの入国スタンプを押されない事。


パスポートにイスラエルの入国スタンプがあると


イスラエルと関係の悪い国には入国できなくなる。


つまり、イスラム教、アラブ圏のほとんどに入れなくなる。

一応、イスラエル側でもそんな事情は汲んでいて、
スタンプは別紙に押してくれる。
がしかし、意地悪な係員に当たると容赦なく押されてしまう事もある、との事。

まずはぐるり。

「こんちは!スタンプ押さないでちょうまげ。」

「なんで。」

「この後、スーダンに行くかもしれないんス」(そんな予定はないけれども)

「いつ行くんだ?」

「今年じゃないけど、近いうち」

「どこから来た?」
「どこへ行く?」
「何しに来た?」etc.

等の普通の質問。

心もと無い英語力でへどもどながらも何とか答える。

と。

審査官、あるページで手を止める。



「パキスタンに行った事は?」



やっぱりそこですよね、解ります。

と、文字的に思う。

そう、今回、本当であれば
インドからパキスタンへ陸路で抜ける予定であった為
すでに日本でパキスタンビザは取得済。

つい先日、それが切れたばかり。
で、そのビザがパスポートにある事がひっかかる。

手元の電話を取り、どこかへ電話。
聞いているとパキスタンのビザの話。

これはウワサの別室行きか…

ぐるり、少し覚悟する。

入国審査で、何か引っかかるような点があると
別室へ連れて行かれ、長ければ数時間、質問攻めにあう。

審査官が電話を置く。

「どうしてパキスタンに行かなかったんだ?」

「最初はインドからパキスタンへ入って
 違う国へ行く予定だったんだけれども
 パキスタンが危ないって聞いたから、計画を変更。
 南アフリカへ行ったんですの、敬具。」

「…イスラエルに家族や友達はいるか?」

「いません!!」

(ここでうっかり「いる。」と答えるとパスポートにスタンプ確定、らしい。)


「これからどこへ行く?」

「バスでエルサレムのラムセスホステルへ。」

「バスは解っているか?宿の予約は?」

「バスはこれから調べて、宿は予約してないので
 行ってから空きがあるか聞きます、はい。」

「…バスは15番。これで終了行って良し!」

「はい、よろんでー!」

つって何とかクリア。
スタンプも別紙にゲット。

続く、くりくり。

新パスポートのおかげか、あっさりクリア。

前のパスポートであったら
約100カ国分のスタンプがあったので、いろいろ面倒があったかも知れない。
もちろん、パキスタンビザもあるし。
それらいちいち質問されてそれに答えていたら、日が暮れる。

なんとかイミグレを出るとすでに、16:00近く。

↓イミグレ出た所の海岸。
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ジリジリと照り焼きになりつつ、1時間ほどバス停で待ち、
緑の15番バスに乗り、エイラット市内のバス停へ移動。(1人4.7NIS)

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チケットカウンターでエルサレム行きバスを確認。

んがしかし。

すでに10分前に最後の便が出た、との事。

取り急ぎ、イスラエル初虚脱。

するも、聞けば、深夜1:00にテルアビブ行きがあり
それでテルアビブへ移動、朝5:00頃に到着するので
そこで、エルサレム行きの始発に乗るのが一番早い。

との事。

てなわけで。

そのプランに変更。

バスチケット購入(78NlS)

して、ここで。

くりくりが以前、イスラエルに来た時にお世話になったMさん。
この方に電話。
今、エイラットに住んでおり、今回、事前にメールで連絡。
エイラットはただ抜けるだけだったんだけれども
もし、時間が出来たら会う話になっていた。

連絡が取れ、Mさんのお宅にちょこっと、お邪魔させてもらう事に。

バス停からタクシーで移動、しようと思って、交渉。

最初25。

次20。

ちょい高い。
しかも荷物代というのがある。

2台目のタクシーと交渉中。

18に下がった瞬間。

くりくり、たまたま目があったおねいさんをゲット。

と、いうのは。

交渉中、くりくりがたまたま目が合ったおねいさん。
が、突然我々に声をかけてくる。

「どこ行きたいの?」

「ここです。」

「いいわ!乗って!」

なんだかいきなり狙ってもいなかったヒッチ成功。

ビジネスを奪われ、あっけにとられるタクシードライバー。

ごめん。

と思い、おねいさんの車に乗車。

タクシー運転手怒。

そりゃそうだ。

その親切なおねいさんに乗せてもらい、待ち合わせの場所へ。

道中、日本の友達がいて、日本が好きだという。

なんだか、その友達という人に感謝しておこうと思う。

イスラエル人ってあんまり良い話聞かない、
し、実際「えぇぇ!?!?」って飽きれる事とかもあったので
良いイメージがなかったんだけれども、いきなり拍子抜け。

で、待ち合わせ場所で降ろしてもらう。

お礼を言っておねいさんと別れる。


事情を話す。

と、

Mさん爆笑。

「基本的に性格悪いイスラエル人でヒッチ出来るなんて
 ほんとラッキーだったねwww!」

と言われる。

Mさん宅にお邪魔。

いろいろの話を聞かせてもらう。

もう何十年もイスラエルに住んでいるMさんの話、とても興味深かった。

ぐるり、特に今回、パレスチナの分離壁がどうしても見たかった。
ので、パレスチナの現状を聞かせてもらえたのはかなり良かった。
イスラエルとパレスチナの現状。
良い方に進んでいるようで全く進んでいない。

これから先、エルサレムやいろいろな所で見る「いびつさ」の
根っこの所の話を聞かせてもらう。
分離壁の村にいる、ハイサムという人の話も聞かせてもらう。
本やメディアを通してでは解らない
そこに根を張って生活している人にしか解らない事。

夕方、近所のMさんの友人宅のBBQに参加。
言葉が解らないながらも、皆あたたかく迎えてくれた。

数時間でおいとまし、Mさん宅でまたいろいろの話。

0:00頃、Mさんの友人がタクシーを呼んでくれ、それに乗車。
見送りに出てくれたMさんにお礼を言って、バス停へ。(20NIS)

バス停に着くとすでに乗車開始している。

慌てて乗り込む。

たまげたのが、バス内、まさかのWi-Fiフリー。

エルサレム行き最終便、たった10分の遅れで逃したけれども
結果的に、そのおかげでとても意味のある時間が過ごせた。

バスに揺られ、爆睡。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※ターバー → イスラエル入国

 パスポートのスタンプに関しては記事を見てください。
 我々とは逆のルート、イスラエル→エジプトへ抜ける人は
 特に注意しないと、スタンプ押されると、アフリカに入ってから苦労します。
 南下して行く場合、スーダンに入れなくなるので、ルートそのものを見直すか
 飛ばさないといけなくなります。
 
 イスラエル入国時の荷物検査は、話を聞くと人によっていろいろです。
 何時間もかけて調べられたり、我々のように割とさくっと通れたり。
 待たされたり、どうでも良い事をしつこく聞かれたり
 あからさまに失礼な態度とられても、我慢しましょう。
 こちらが熱くなって反抗的な態度をとれば、事態は更に悪くなるだけですし、おすし。

※ ボーダー → エイラット市内(約30分くらい)
  
  緑の15番バス 1人 4.7NIS(単位はシェケル)
  歩き方には16番とも書いてあるので、イミグレで確認してみてください。

  ボーダー出た所にバス停があるので、そこから乗る。
  んだけれども、我々は夕方近かったせいか、結構待ちました。
  さらに、西日ががんがん当たるうえに避ける所がないので軽めの灼熱地獄。
  
※ エイラット → テルアビブ(1人78NIS)
  
  エルサレム行き、17時くらいが最終でした。
  なので、すぐ抜けたい人は要注意。
  ちなみにバス、乗り心地良し。
  フリーWi-Fi飛んでおりました。


  
    

 

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by kurikurigururi | 2014-07-16 23:16 | イスラエル | Comments(0)