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雑想雑記:「off the beatpass」

イスラエルからブログ進んでないんですけども
ちょっと一冊の本をご紹介したく、脇道に逸れます。

音羽 徒歩 著

「それでも地球をまわってる」

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写真よりも文字の多いこの旅本。
本屋で見かけたら、手にとってみて
最初の「ファーマーとベドウィン」の所。
ここを読んで、てぃきーん!ってなんか感じたら、レジへゴ—。

この「それでも地球をまわってる」という
本と同じタイトルのブログを、旅に出る前に読んでいたのです。
で、その中の「移動瞑想」という記事がすごく好きで
2011年、この一番旅に出るか出ないか悩んでいた、まさにその頃。

この移動瞑想の中の

「off the beatpass」

の記事を読み「うん、出よ、それは、そこは」と決意。
そこからすぐに旅に出る為の行動に移ったのです。

36歳(当時)にして海外&飛行機未経験のぐるり。

仕事の事やらなにやらいろいろ考え、気持ちは行きたいんだけれども
頭が待ったをかけるという状態で、悶々と悩んでいた時。
あの東日本大震災が起こり、こんな時に旅に出たりしてもいいのか?
と、思う反面、連日の国内と海外の報道の内容の違いなんかを見て

「あんまりそう思わないようにしてたけど
 
 やっぱ日本も相当アレなんかいねぇ...」

とも思い、他の国ってどうなんだろう、と魂的には俄然行きたい

と思いつつも

ストップをかける頭。

36歳で旅に出るとか「ちょwwwバカですかwww!!」

てのが、世間一般の反応です。

実際「社会的にダメ」と言う人もいました。

ま、そらそう思うでしょう。

まさに社会的正論。

最近では珍しくも無くなってきた、未だ市民権は得ていないけれども
一部の層には浸透してきた世界一周。


「世界一周」


出るきっかけは人それぞれ。
出た後の旅の仕方も人それぞれ。
帰ってきてからの生活も人それぞれ。

たぶん、「出たいなぁ…でも…〜だし…」

と思っているそのストッパーを外すか外さないか。

ぐるりのその最後のストッパーを外してくれたのが
徒歩さんの書いた「off the beatpass」の記事だったのです。

なかなか答えが出せないでいるぐるりを見かねたくりくり。
以前、旅中に出会った何人かの人に2人で会いに行き、話を聞く。
と言う企画を立案、実行。

くりくりは前の旅で徒歩さんに出会っていて
それで徒歩さんのブログを知っており、ぐるりに薦めた訳なのです。
前の旅では同じ宿に泊まった、たった一晩のしかも数時間。
それだけ話しただけだったけれど

「くりくりのなんか気になる人リスト」

に徒歩さんの名前が刻みこまれ
くりくりぐるり、ひょこひょこと
徒歩さんに会いに行ったのです。

ぐるり、誰かのブログを端から端までちゃんと読んだのは
「それでも地球をまわってる」が初めてで
徒歩さんに会って、旅の事もいろいろ聞かせてもらったけれど、
会話の中に普通に『未来世紀ブラジル』とか出てきて
そんな事ににまにま。

そして。

「出る」

と決めてしまったら、後はその為に粛々と動き続けるだけ。

すったもんだもんだすったした後、
旅に出て、なんとか無事に帰国でき
徒歩さんの著書を読んで
自分達の行った場所の描写なんか読むと
その時の事を思い出してしばし沈思。

文章が釣り針になって記憶の中から
いろいろなものをひっぱり出してくれるのです。

そして、この本の雛形になる原稿を徒歩さんが書いていた頃
我々は出るか出ないか悶々していたのか...と尻...
いや、知り、感慨深い想いにまた沈思。

もしあの時、ストッパーが外されていなかったら…。

旅に出た結果、良い面だけじゃなくて
当然、負の面もたくさんあるけれども

結果的に「出て良かったよぅ」と今は思っております。

「世界一周」だけじゃなくて、やりたい事があるのに
周りに「ちょwwwだいじょうぶww?」って思われるのが怖くて
一線を越えられないで悩んでいる人。
その線を越えたら、そっち側には「その線」を越えた人達が結構いて
さらにそのまた向こうの「その線」を越えちゃってる人もいるんだと思いますよ。

今、たまたま迷っていて踏ん切りがつかない人がいたら

徒歩さんの「ベドウィンとファーマー」の文章を読んでみてください。

ベドウィンとファーマー。

どちらの価値観が正しい、という事ではなく、どちらに共感できるか?

「ふんぎり」がつけば、意外と簡単。

と、言う事を、今思えているのは
あの時、徒歩さんの記事を読んで「その線」を越えたから。

階段で例えるなら、真っ暗な踊り場で次の一段が見つけられない状態。
でも、次の一段が見つかれば、あとは登るだけ。
で、次の踊り場がまた待っている、という果てのない道行きだけれども

この本の帯に書いてある一文↓


「いつ」を決めないと

「いつか」は永遠にやってこない


くりくりは小さい頃に「不思議な島のフローネ」と「80日間世界一周」を見てからずっと
「いつか世界一周したい」という気持ちを純粋培養し続け、30歳の時に

「このままだったら、たぶん一生行かないで死ぬ時後悔する!」

と、一念発起。

一人暮らししながら資金を貯め、ネットも普及しきっていないような中
手探りで情報を集め、世界一周の旅に出たのです。

「いつか行こう」と思っていたら、自分の中の「行ける可能性」は
「行けない可能性」に喰われて消えてしまったかもしれない...。

もし、今、こんな僻地のようなブログに辿り着いてここまで読んでくれている
あなたが丁度、何かに踏ん切りをつけられないでいるんだとしたら
自分の内にある可能性を、もっともらしい言葉や他人の価値観で潰しちゃわないでくださいね。
趣味でも生き方でも仕事でも。

ただ、身柄確保されたり任意同行を求められちゃったりするような方面へは
つっぱしらないようにした方が良いと思いますけどもね。

人間、ほんとによっぽどの事が無い限り、何とかなるもんですし、おすし。

熱湯風呂のへりに乗って
『押すなよ!絶対押すなよ!』って言っている誰かの背中を押すっていうか
蹴ってあげられたらいいなぁと思って書いてみました。

本屋で見かけたら、ぜひこの本を手に取ってみてください。
そして、お会計しても徒歩さんからアフィリエイト的なものが
我々に発生する訳ではないので、ご安心をw






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by kurikurigururi | 2014-11-09 15:23 | 雑想雑記 | Comments(0)