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2012/03/06

喧噪の中、時が経つのを待つ。

ボックス席、オクレ兄さんのポジション。
そこは入れ替わり立ち替わり違う人物が座る。

ゴミだらけの床。
無表情な添乗員が掃いて回る。

車内を頻繁に行き買う車内販売。

大きめの駅に着くたび、人が入れ交わり
席のない人々が座席を求めて車内を徘徊。

一応、座席指定有。
けれども、あぶれる人が続出。

システムが全く解らない。

i-Podで音楽を聴いていても
ヘッドフォン越しに聴こえる喧噪の中
座ったまま気絶するように寝落ち。

しては、起きる。

を繰り返す。

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時計は進まず。

列車は進む。

時計は遅々として進まず。

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乗車後、夕食、カップラ。

朝食、パン、バナナ。

昼食、カップラ。

列車内を滞留し続ける時間の流れが生むけだるさ。

だるだるの精神。

肩、腰、尻、足

各所、バリゴリに疲弊しきった翌日23:00頃。

約1時間遅れで百色着。

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この街の地図すら無い。

人の波に乗り、少しの不安とともに駅を出る。

酒店(ホテル)一つと客待ちタクシー以外何もなし。

1人の運転手のおっさんが
取り残された我々の話を根気よく聞いてくれ
バスターミナルに行きたい旨を何とか伝え乗車。
約8~10キロ程離れたバスターミナル着。

翌朝までバス無し。

付近の安宿を探し、イン。

「久美子保健城」(一泊100元を80元にしてもらう)

と、掲げられた看板。

宿から少し離れた路上に設置された

「性」

とだけ書かれた蛍光看板。

状況がよく解らない。

が、

寝る場所は確保出来たので良しとし
宿付近に1つだけ出ていた屋台。
ここで串揚げ2本程食し、夕食とす。

宿に戻り、1:00過ぎ、就寝。
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by kurikurigururi | 2012-03-31 05:23 | 中国 | Comments(3)

3012/03/05

9:00頃起床。

久々にゆっくり寝る。

宿周辺の街をちょらつく。

昨日の「何だかわからないパン的なもの」の屋台へ。

まだ、屋台出ておらず。

昨日1人1個食さなかった事を
こめかみから苦い汁が滲み出そうなほど悔やみ
Hさんと食事をした店で昼飯。

誂え物、一覧。

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やっぱり、うまし。

宿に戻り、チェックアウト。
列車の時間まで、レセプション周辺でくつろぐ。

ネットで情報収集。
宿の写真を撮る。
洗濯物の乾き具合を見る。
シャオツィに萌える。

等して過ごすうち。

くりくり、昨日と同じように
珈琲を淹れさせてもらう。

すると、女性スタッフが
おもむろに珈琲を淹れ始めたので
その様子を写真に撮らせてもらう。

そして、ちょうど写真撮り終わり
カプチーノが完成。

ハートのカプチーノがくりくりに差し出され…


「注文が入って作ったの
 見せてくれてるのかしらん?」





鼻先で屁をこかれた柴犬のような顔でいるくりくりに一言。

















   「 FOR YOU 」




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ステキエピソード降臨









ぐるり、ちょっと悔しくなる。

も、顔に出さず。

も、ばれる。

そんなステキ宿を後にし、アモイ駅へ。

昆明行き発車を待つ人々で溢れる。


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我々は途中の百色で下車、終点昆明までは37時間以上。

乗車後、思ったよりまともな席で一安心。
指定の席は向かい合わせの4人掛け。
リクライニング機能無し。

メンツは我々、純朴な感じの若者、オクレ兄さん。

オクレ兄さん、何故かすぐに席を移動。
その後、行方不明。

以後、この空き席、メンバーチェンジ席と化す。

車内、騒然。

中国に入ってから、最初に思ったこと。




「うるさい。」



人々の普段の会話のトーン。
これが何故かかなり騒々しく感じる。

控え目なトーンや歌などの中国語の響きは
綺麗だと思うのだけれども。

そしてそこに、先の記事でも書いた
ヘッドフォン不使用文化。
音楽は携帯のスピーカー機能で爆聴。

に、加え。

全員ではないけれど
「床=ごみ箱」感覚で床にごみを捨てる人々。

それを一定時間ごとに無言のまま掃き集める
ロボコップのように職務をこなす無表情な添乗員(女性)


このカオスの中、約30時間移動、スタート。



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↑ カプチーノをごちそうしてくれた女性スタッフ。
「謝謝!」
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by kurikurigururi | 2012-03-30 02:01 | 中国 | Comments(2)

2012/03/04

6:30頃起床。

おっさんの店、早朝にもかかわらず、開店直後。
朝、二人で一杯のタンメンを食す。
おっさんと最後の別れ。
少し感傷的になる。



「おっさん!それではね!」



みたいな親しみを込めた挨拶をする。

と、



「え!?あ!うん?(誰?)ああ!え!?あ。うん!うん?(誰?)」

(↑最後の最後でうっすら思い出した感むんむんで)













おっさんはすでに我々を忘れていた。












昼頃、アモイ着。

同じ宿に再びチェックイン。

先日とはまた別のドミ、6人部屋。
Hさんという日本人の方と同室に。
体調を崩しているとのことで

「百草丸ありますよ!」

長野県内位でしか通じない、どローカルな名称を
あたかも全国区の如き勢いで口にし、少し照れる。

Hさんはチャリダー(←自転車で旅をする人)

いろいろと貴重な情報をもらう。
上海から約2カ月かけてアモイまで来たとの事。

チャリダーと言えば

「至極ストイック」

というイメージだったんだけれども。
そのイメージ通りの方。

夕方、一緒に食事をする約束をし
我々は洗濯などした後、
宿周辺をちょらちょらする。

町中の屋台にて

「中国で食したものランキング1位」

に、燦然と輝く事になる

名前分かんないパン的なもの、食す。

うまし。

一つを二人ではんぶんずっこしたことを
この後、中国を出てからも後悔し続ける。
方言だろうか。
はんぶんずっこ。

小一時間ほどの散策後。
翌日に向かう「百色(ベイスー)」行き列車。
このチケットを買いに、アモイ駅へ。

百色へは約30時間の列車移動。

席には



「硬座(インツォ)」「軟座(ルワンツォ)」(硬い椅子、軟らかい椅子)

「硬臥(インウォ)」「軟臥(ルワンウォ)」(硬い寝台、軟らかい寝台)



等の種類があり
「軟座」を買おうとするも
「硬座」以外全て完売。

約30時間、硬い椅子で行くか、出る日を先に延ばすか悩む。

結果、旅前半で日数を使いたくない、という判断から

「硬座30時間コース」購入

(219元×2)

せめて木の椅子出ないことを祈る。

宿に戻り、Hさんと夕食へ。

適当な飯屋に入り、いろいろと話をしながら食事。
Hさんから

「チャーハン5元の店はかなり良心的」

という豆知識を得る。

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(右下の蛋炒飯というのが玉子チャーハン)

相場がいまいち解らなかったので、以後、これが基準になる。

誂え物、伝票。

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全て、うまし。

その後、宿へ戻り明日以降の情報収集。
ここで浮上した懸念事項。

・百色という街の情報がない。
 さらに百色から、その次の目的地元陽への移動手段は?


そもそも、百色行きの終点、昆明(クンミン)。
ここまで行けば、昆明から元陽までは確実にバスが出ている。
だけれども、昆明まで行くと
移動がさらにプラス約7時間。
されるうえに、地図的に一度、上のほうに行って下にさがる。
なんだか無駄に移動しなければいけない。

なんとか百色から横に移動してたどり着けないか?

しかし、その情報がほぼなく
Hさんが中国で買った地図を見せてもらうと
国道が走っている。

ということは


バスはある!


はず。

それにかける。
 
と、いうわけで、どちらにしても行ってみるしかない。
行ってみてダメだったら、そこで考えるということに。

夜。

日本出発直前、グアテマラのタカさんという方から
くりくりが頂いた珈琲豆。
(インドビザでお世話になったMさん経由)

これを、宿のカフェで挽いてもらえるか
ダメもとで聞いてみる。

と、

快くオッケー。

その豆で一杯、淹れてさせてもらう。

久々の珈琲、うまし。

ぐるり、この時位から
くりくりのコミュニケーション能力の高さに気づく。
ごく僅かな英語、身振り手振り
最終的に日本語で普通に話している。

それでもなんとなしに相手とやりとりができている。
どういうことなのか。
解りあう心が大切、ということなのか。


就寝まで宿のレセプション周辺で
看板犬、シャオツィを愛でて過ごす。

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とてもおとなしく、いつも宿の中をちょらちょらしていて、毛、もふもふ。

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by kurikurigururi | 2012-03-30 00:40 | 中国 | Comments(4)

2012/03/03

5:30起床

永定行きのバス乗車。

目的は永定へ向かう途中の

客家土楼(はっかどろう)

永定までの道のり
沿岸の都市部から内陸部へ。

都市から離れていくにつれて、車内から見る町並み、生活レベルの差に驚く。
華やかな都市とはかけ離れた住宅や生活風景が広がる。
いずれ、この内陸部まで豊かさの波が押し寄せるのだろうか。

約4時間で到着。
土楼村で下車。

とりあえず、昼飯。
バスターミナル周辺に軒を並べる店の客引きにあう。
日本語で話しかけてきたのに
メニューを見て「高い。」と言ったとたん
日本語がしゃべれなくなるおっさんの店。

は、よして。

二軒隣のスーツのおっさんの店にイン。
価格も良心的、3品注文。

受注後、おっさん、スーツの上にエプロンを装着し
華麗に中華鍋をふるう。

くりくり、ぐるり共に
このスーツエプロンおぢさんが少し、好きになる。
炒麺、トマトスープ、チンジャオロース的なもの、食す。(計49元)

うまし。

食後、土楼の見方が解らず痴呆的に佇む。

なんやかやあり、バイクのおっさん登場。
おっさんのバイクに3ケツ。
約3時間で120元。

おっさんのバイクで走りだす、行く先も解らぬままに。

…。

や、土楼へ、だけれども。

おっさんに連れられ、数キロ程度ずつ離れた各土楼を鑑賞。
もともとそこに住んでいる人々が普通に生活していて
そこへ土楼を観に訪れた我々の様な者がズカドコと入っていき
その生活風景や、築後数百年の土楼を鑑賞させてもらうというシステム。


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不思議な空間。

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丸い円形の建物の中、内側にアパートのように部屋が並び
中央の広場様の所では、人々が炊事等をしていたり
土産物を商う屋台がずらりと並ぶ。

土楼には種類があり、中には四角のものや
広場の部分が何重にも円形の壁で区切られているものも有り。

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もう住めなくなり、建物だけが残されている600年前の土楼。

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無数の支柱で支えられ、床面一面、植物に覆われていて
とても静謐な空間。

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ただ、残念なのは、ゴミ。

観光客、住民、両方のものだと思うのだけれども
いたるところにゴミが散乱。
都市部からかなり離れているにもかかわらず
土楼脇の小さな側溝に
カーネルサンダースのプリントされた包み紙。
これが落ちているのを発見。

「なんか…どこでも見るな…」 と思う。

バイクのおっさん、言葉が通じない。
けれども面倒見が良い。
英語も全く通じないので、筆談や身振り手振りで意思疎通。

「ここ、ナイスビューだから写真撮れ!」

みたいな感じで、ジェスチャーで教えてくれる。

全ての土楼を回り、15時頃、バス停に戻る。
帰りのバスを確認、すでに無し。
時刻表には元々あった16:30の便。
これが年季の入った横線で消されている。
おそらく、宿泊を促すシステムに改悪されたもの。
であると確信。

しかも、行きは45元のバス代が帰りは55元。
なんでだ。

土楼に泊まれると聞いていたけれども
どうやって泊まれるのかいまいちわからず。
適当な宿にイン。

一泊100元、を、60元にしてもらう。

他に宿泊客無し。

夕食、再びスーツエプロンおぢさんの店へ。

「おーおー!また来たの!何食べる?」

てな感じで、一緒にテーブルに付き
西田敏行の様な笑顔と仕草でニコニコする。

くりくり、ぐるり、またこのおっさんが少し好きになる。

タンメンx2(計20元)

うまし、おっさんのタンメンうまし。

食後、街中をちょらちょら。

宿に帰り、就寝。
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by kurikurigururi | 2012-03-23 00:22 | 中国 | Comments(3)

2012/03/02

朝、チェックアウトしにレセプションへ行くと
昨晩の女子2人は1人のおっさんに姿を変えていた。
チェックイン時に支払った
デポジット(補償金)を返金してもらい
5:30頃、宿を出る。

駅までのバスに乗ろうとするも、目当てのバスが来ない。
少し歩いて、タクシーを捕まえる。

中国に入って判ったこと。

宿や大きな施設はともかく
簡単な英語でも通じない事が多く
混乱したのが


バス=汽車

列車=火車


ドライバーに筆談と身振り手振りで
駅へ行ってくれるように頼む。
駅の改札真ん前で降ろしてくれる。
11元。

アモイ行きの列車

中国版新幹線CHR

ちょっと前に事故してたあれ。
違う路線だし大丈夫なはず。

車内はかなりきれいで、振動もなく快適。
さらにカップラーメンやお茶用の熱湯の出る設備も完備。
車内を常にモップを持った添乗員が清掃している。

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昼にカップラーメン食す。

よく、日本の電車はみな黙って携帯をいじっている。
なんてな事が言われるけれども、中国も同じだった。
ほとんどの人がスマホ所持。
ただ日本と違うのは、ヘッドフォンを使用しない。
耳の近くで好みの音楽を鳴らしながら、恍惚。
大音量でゲーム、大音量で鳴る着うた。

約7時間で終点アモイ北駅、14時に着。

中国の情報を提供してくれたMさんが

「アモイ北駅は中心地から遠い」

と教えてくれたのに「北駅に着」してしまう。

アモイ北駅、無駄にでかし。

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人、CHRの乗客以外に無し。
気温、暑し。
ヤシの木が生えている。

次の宿を目指す。
バスに揺られること、約40分。
宿付近に着、すんなり場所が判り、チェックイン。

厦门国際青年旅舎

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空きは6人部屋のドミトリーのみ。
1人1泊 45元(YHA会員価格 その場で入会してもOKだった)

ぐるり、初ドミ。
同室になったのは中国人の若者男女4人。

荷物を置いて、周辺散策。
大学近くとのことで若者多し。
こじんまりしていてよい感じ。

路上でおばちゃんが売っていた
お好み焼き様のものを食す。
おばちゃん、
衛生のためかビニール手袋着用した右手で調理。
最後に袋に入れる時、素手でイン。
意味は。

地元の人が集まっている食堂で食事。
注文システムがいまいちわからず、困惑。
どうも、おかずを注文し、米を自主的に盛る。
ということだと解釈し、米を盛り、席で待つ。
うまし。
約15元。
食事中、普通に頼んで待っていれば米も持ってきてくれる。
ということが判明。
いきなり米を盛り、席で阿呆の様にお菜を待っていた我々。


少し照れる。


宿に戻り、翌日に向かう「永定」への移動手段を確認。
ここでもスタッフが親切に対応してくれる。
永定行きのバス乗り場、そこへ向かうバスへの乗り方。
細かく教えてくれる。

その後、中心地の「アモイ駅」までバスで行ってみる。
駅周辺は恐ろしく華やか。
ネオンと外資系企業の看板が輝き、人の群れ。
バスの中で、小学生くらいの子が
おばあちゃんが乗ってきたのを見て
黙って席を立って譲っているのを見て微笑ましくなる。
マクドナルドのご当地メニューを食してみたくも
それ一つで宿代の半額、自重。

再び、宿周辺に戻り
昼間、人だかりができていた屋台へ。

いろいろな食材が並んでいて、好みの食材を選ぶ。
すると、それを調理してくれるとのこと。
適当に選んでみる。
おばちゃん、ちょっとまけてくれる。
10元。
うまし。

宿に戻り、共有スペースでメールチェック等。
アクセスできないサイト、検索でブロックされるワード有り。
噂には聞いていた事を体験。
アモイ、台湾の目と鼻の先であり、政治的なものを感じる。

日本人の宿泊客に声をかけられる。
中国語習得のため語学留学しているとのこと。

部屋に戻り、就寝
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by kurikurigururi | 2012-03-21 01:02 | 中国 | Comments(2)

2012/03/01

次の目的地アモイという都市。

ここへ向かう列車のチケットを手に入れるため

朝一で宿から杭州駅を目指し、西湖大路という大通りを歩く。

徒歩、約40分。

遠い。

道中、「建設ラッシュ」と言っていい程
建設現場の多い街並みを見ながら歩く。
昔、工事現場のバイトをした事がある程度で
建築に詳しくはないけれども

「この建て方で大丈夫なのか…?」

と思う。

ま、大丈夫なのか。

中国に入ってから噂に聞いていた

「かぁーっ!ぺっ!」

を目の当たりにする。

みんながみんなしているわけではないけれど
結構若い子もしていたりして驚く。

杭州駅付近の小さい店に入り食事。

チャーハンと牛肉麺。

味、いまいち。

ちょっと切なくなる。


杭州駅構内、人でごった返し。


とりあえず列車のチケットをどう買うのかわからず

痴呆的に佇む。

まず、駅構内にあった時刻表を見、
宿のレセプションで教えてもらった列車のNo.。
これと発車時刻を照らし合わせつつ
口を半開きにし、上の時刻表を見上げながら
餌を待つ鯉のような表情で数十分。

なんとか買うチケットがわかり、列に並ぶ。

噂に聞く横入りはされなかったけれども
それでもチケットを買っている横から
中国人がぐんぐんに自分をねじ込んでくる。

列車の出発は翌日、朝7:00。

宿から駅までの距離がかなりある事が判り
翌朝、総重量1人分、約20kgのバックパックを背負い
駅まで歩くのは気鬱。

ということで
試しに駅から宿へバスで帰ってみる。

どのバスに乗ればよいのか?
バスの乗り方は?

しばし、現地の人々を観察。

していると。

声をかけてきた
ツアーの客引きのおばちゃんが

「リーベン?(日本人)」

と聞いてくる。
そうだと答え、西湖の方へ行きたい旨を
地図と身振り手ぶりで伝える。

「これに乗れ!」

と、教えてくれ、観光用の西湖周遊バスに乗車。
1人3元

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*バスの運転席



乗車後、我々が心をわしづかみにされたもの。




それは。




ガムを噛みつつスマホをこねくり回し
合間にぼそぼそ何か言うバスガイド(渡辺直美似 以下、直美)

最前列の座席に座ったため
この直美のわずか30cmほどの至近距離。

彼女の職務をまじまじ観察。

終始ガムを噛み続け、手が空けばスマホをいじり
観光客がバスに乗り込んでき、
料金をどう払えばよいか解らず困惑していると
手先だけで

「そこ、その箱に入れて」

的な指図をし、料金が判らずにいると

「三」

といった感じで無言のまま、三本指を立てる。

そして運転手の荒い運転に、負けぬようポールをはっしと握り
入口付近の階段へ振り落とされそうになりつつも
ひょうひょうと職務をこなしている。
その姿は気の抜けたポールダンスを踊っているようでもあった。

そして、窓の外に目をやれば、若い中国人カップルが人目も気にせず
チッスを試みようと熱烈。

「何だこれwww」

心の奥の方をくすぐるおかしみにもごもごしながら
だんだんと中国が面白くなってくる。
面白い国だ。

そんなバスで西湖を一周。
宿付近で下車。
街中をちょらちょら散策しながら宿へ。

この時初めて気づいたのだけれども
今まで自分たちが玄関だと思っていた所が裏口。


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↑裏口
↓正面
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レセプションでアモイ行きの事をいろいろと教えてもらう。
地図の指差し、身振り手振りと
変な英語メインの言葉のうまく通じない我々相手に
宿の若いスタッフ達が親切に教えてくれる。

我々が日本人だと分かると
会うたびに「こんにちは」と言ってくれたし
昨晩、道を尋ねた若者たちも日本人だと解ると
きゃっきゃきゃっきゃと喜んでいろいろ世話を焼いてくれた。

「中国人=反日」

という思い込みが薄れる。

また、宿内にひしめく、洗濯した男女の下着。
近くに美術大学があるので、そこの学生達なのかもしれない。
ひょっとしたら、ここは下宿のような役割もあるのかもしれん。

なんてなことを考えていた。

ら、

カードキーを室内に置いたまま、二人とも部屋を出てしまい
部屋を閉め出され、絶望。

慌てて、レセプションに行き、たどたどしく説明すると
すぐに対応してくれ、事なきを得る、粗忽。

↓レセプションスタッフの二人 
「謝謝!!」

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夕方、再び街に出る。
宿を出、しばらくすると雨。

適当な店に入り、何かの炒め物と飯、牛肉麺と小龍包を食す。

味、いまいち。

また少しせつなくなる。

宿に戻り、翌日に備え

早めに就寝。
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by kurikurigururi | 2012-03-20 01:34 | 中国 | Comments(4)

2012/02/29

朝6:30起床、雪。

8:30出発の茨城空港行きバスに乗るため東京駅に向かう。

東京駅構内で若干迷う。

田舎者専用通路として「あぜ道」の設置を強く望みながらも無事バスに辿り着く。

約二時間で空港到着。

「笑ってはいけない」の舞台になった所、ということで感慨深い。


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日本の家電製品を買い、帰国すると思われる中国人多し。

13:20、上海に向けて出発。

ぐるり、人生発フライト。

滑走路でGを感じながら 「飛行機…力技だな…」 と思う。

一方、何度も飛行機を経験しているのに苦手なくりくり、顔、こわばり無言。


約三時間で上海着、曇天、雨。


飛行機から空港建物へ移動するバスの運転が荒い、路面でこぼこ。

空港の路面てもっと整備されているもんじゃないかと思う。

空港内でイミグレーションカード記入。

この場所、なぜか酢っ臭し。

現地通貨「元」をATMで引き出した後

最初の目的地 「杭州市」 行きのバスを探し空港内を右往左往。

無事、16:00頃発の杭州行きバスに乗る。

移動中、夜なのと雨で窓が曇っているので全く外見えず。

約三時間後、杭州着。

バスターミナルでもない、街中のただの道端で降ろされる。





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「どこですか…ここは…?」





虚脱寸前の精神を何とか奮い立たせ
建物の住所や通りの名前を頼りに
地図とコンパスで現在地を割り出す。
とりあえず目的の宿がある西湖周辺を目指して小雨の中ひたすら歩く。
途中、屋台様の店で何麺かわからない麺を食す、うまし。

街を歩いていて、欧米企業の店舗が目につく。
「今、中国がぐんぐんにきてる。」
という話を実際にまじまじと見た気がする。
豊かさの波が押し寄せている感じ。
日本のバブルの時もこんな感じだったんだろうか?
豊かさを思いっきり謳歌できる20~30代の若者達を見ていて思う。
ただ、その一方で、路地裏には物乞いのおばあちゃんやおっさんもいるし
豊かさの波に乗り切れない貧困の臭いがした。

親切な店の店員や現地の若者の助けを借りながら
約二時間歩きまわり、なんとか目的のユースホステルへ。
ようやく、バックパックの重さから解放される。

YHA 杭州国際青年旅舎
プロモーションルームという部屋にイン。
(一泊130元、二泊目は週末のため135元)
シャワー、トイレ共同。


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とりあえずひと心地。

予想より、はるかに良い部屋。
お湯シャワーが出るのが嬉しい。
お茶を飲む文化の国だからか、お湯飲み放題。
茶葉があればお茶も飲める。
明日は、朝一で杭州駅へ行き、アモイ行きの列車の時刻確認。

二人とも、爆睡。
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by kurikurigururi | 2012-03-19 01:22 | 中国 | Comments(0)

2012/02/28

午前中、宿近くの浅草寺へ。

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少しぷらぷらした後、別行動。

くりくりは買い物。

ぐるりは黄熱病の予防接種の為、東京検疫所へ。

新橋からゆりかもめで検疫所に向かう。

少し早めに行こうと思い、浅草を出たものの早く着きすぎる。

受付開始二時間前に到着。

ちょっと様子を見ようと検疫所内に入り

ちょっと様子を見るつもりが出てこれなくなる。

とりあえず、所内をぷらぷら。

所内の売店で接種に必要な収入印紙、10830円分購入。


「え!?10830円てことは黄熱病?ずいぶん早いんじゃない!?」


売店のおばちゃんに驚かれる。

こんなに早く着いて自分も驚いているのに。

そのまま、湾の見える休憩スペースのようなところで二時間、虚脱。

その後、無事、接種完了。

これからの長旅に備え、ゆりかもめの切符代を浮かそうと、ひと駅分歩く。

も、ひと駅分歩いても料金変わらず。

…。



浅草で再び合流。

老舗のせんべい屋さんでせんべいを食した後、二人とも携帯を解約。

お互い、10年以上変わっていなかった番号が消える。

日本で食べる最後の夕飯は何にするか、議論。

結果、ハンバーグ。

壁に有名人のサイン色紙のひしめく店で、わしわしと食す、うまし。

宿に戻り、翌日からの予定を確認。

天気予報では雪。

空港までの交通機関に不安。

電車が動かない場合も想定し、予定より早く宿を出ることにし、就寝。
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by kurikurigururi | 2012-03-14 02:09 | 日本 | Comments(0)

2012/02/27

朝5:00発のバスで東京へ出発。

渋滞のため、一時間遅れの9:00、新宿到着。

コインロッカーにバックパックを預け、広尾のパキスタン大使館へ。

田舎力を発揮し、地下鉄で軽く迷子。

事前に電話で問い合わせていたくりくりが


「ものすごい事務的で怖い」


と言っていた受付のおねいさん。

やはり事務的。

がしかし、その理由判明。

ビザ関連の来客やその他来客、電話の対応まで全て一人でこなしていた。

そりゃ事務的にもなるよね。

田舎者のわれわれに親切にいろいろ教えてくれる。

16:00~16:30の間にビザを受け取りに来るように言われ、再び新宿に戻る。

くりくりの親友、Kさんと愛娘のりなちゃんに会うため。

Kさんと2、3時間話す。

りなちゃんを見ていて

赤ちゃんが泣く直前にみせる表情がかわいいなぁと思う。

話の途中で、ぐるりのみビザを受け取りに広尾へ。

無事、ビザ入手。

現在、ネパール、インドではパキスタンのビザがとれないとのこと
行く予定のある人は日本でとっていくのが良いとのことですよ。ビザ代¥100



その頃、くりくりは渋谷へ。

なかなか東京へ行けない我々の代わりに

インドビザを代理申請してくれたMさんに会うため。

Mさん、本当にありがとうございます。

一方ぐるりは、新宿をあてもなくちょらちょら。

タリーズだと思って入ったらタリーズじゃなかった店で

「ただいまバータイムになっております。お席へご案内いたします。」

なんてなこと言われ、虚をつかれつつも

一杯¥530のカフェオレを一時間かけて飲みながら虚脱。

その後、くりくりと合流し、天一のラーメンを食し、宿のある浅草へ。

カオサンゲストハウス。

一泊一人¥2500

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到着後、レセプションで酔ったおいさんに

「にいちゃん、結局はここよ!ここ!ここが大事なのよ!」

(↑胸に手を当てながら)

とハートが大事な話を、バックパックから解放されたい思いを抑え

15分ばかし立ったまま聞く。

部屋に入り、明日の予定を確認し就寝。
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by kurikurigururi | 2012-03-12 00:45 | 日本 | Comments(0)