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2012/05/24 「月世界ラマユル~古の仏教美術アルチ」

朝4時。
扉をノックされる音で目覚め。

扉のすぐ向こうがレセプションだった為
わざわざ起こしてくれたらしい。
タイマーを4:30にセットしてあったんだけれども。

バスパークに行き、バスに乗り込む。
ほぼ定刻通り、5:30頃出発。
乗客は昨日とほぼ同じ。
隣のおいさんが我々にもブランケットを貸してくれる。

隙間風、ぎゅんぎゅん。
バスは進む。
最後尾の座席でかじかみながら、ただただ到着を待つ。

早く太陽が出てほしい。

自分達がただの一生物である事を思い知らされつつ
ようやくバスに日が当たり始め、体のこわばりが取れてゆく。

少し前まで、暑くてどうにかなりそうだったのに。

小休憩を挟み、2時間ほどでラマユル着。

月世界。

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と呼ばれる光景。

切り立った岩山、石造りの家々。
無機質な光景に、点在する緑。
覆いかぶさってくる青空。

高度が高い為か少し息切れ。
荷物を背負い、ラマユル・ゴンパを目指す。

50Rs支払い、ゴンパに入る。
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ぐるり、今回のラダックでの目的の一つ。
以前、本で見たラマユルの千手観音。
これを見る為、僧侶に聞いてみる。

と、隣のお堂にある、という。
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一年前、この千手観音を本で見、見入ってしまい、「見てみたい」と思うも
「まぁ無理だろうな…」と思っていた。

のに、見れた。
自分のすぐそこ、手の届く距離にある。
人生とは解らないものだと思う。
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当たり前だけれども、実際に見ると、存在感が全く違う。
写真撮っても良いとの事で激写。

再び、本堂に戻る。

ガイドブックを千手観音像のお堂前に忘れてきた事を思い出し、走って戻る。

と、すでにそこには無。

キツネにつままれたような気になり、虚脱。

していると、

少年僧が走って本を持ってきてくれる。

が、しかし。

表紙~14P位まで引きちぎられている。

聞くと

「モーモーさんが食ってたので保護しました」

との事。

はは、本、牛に食われる。

牛に食われている本を救出してくれた少年、ありがとう。

己の粗忽さ、自責の念をごまかしつつ


「本を牛に食われ、それを少年に救ってもらうなんて
牧歌的で良いね、はは。」

つって、ぐるり、くりくりに申したところ。

きつめの叱責を頂戴し、あわや、土下座。
という所、すんでの所で辛くもこれを回避。

旅路は続く。

ラマユルを出、道端でアルチ・ゴンパまでヒッチハイク。
ぐるり、人生初ヒッチ。
若干、照れ気味に、そしてちょっとかっこつけめに親指を立て

ぶんぶんに砂埃の舞う街道に立つこと約20分。

1台のバスが停まってくれ
アルチ手前のカルチなる所まで乗せてもらい
そこで、ローカルバスに乗り換え。
アルチ手前位からインダス川の流れが目に入りだす。

切り立った岩山。

その上に広がる青すぎる青空。
岩山の間をうねる、豊かな水量を湛えた
ターコイズブルーのインダス川。
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「地球にこんな景色があるのか。」

バスに揺られながら思う。

や、あるから見てるんだけれども。

アルチ・ゴンパとレーへの分岐点で降りる。

ここからゴンパまで約4Km。

誰もいない。

元々、レーからゴンパ巡りする人が多く
基本、「レー→各ゴンパ。」
という感じなのだけれども、カルギルからのルートだと
1度ゴンパを素通りし、再びレーから行ったり来たり。
と言うことになるので、レーへ向かうまでに寄れる所は
寄って日数を稼ぎたい。
なんて事考えている我々位しか降りる人はいない。

とりあえず、ヒッチ出来なければ歩くしかない。
けれども、できれば荷物全てを背負って歩きたくない距離。

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若干、息切れしつつ、えっちらおっちら歩いていると。

後ろからトラック。

全力でトラックを止め

「乗せてちょうまげ。」

なんつって頼むと即、快諾。

そのまま、ゴンパ手前の村入口辺りまで乗せてもらう。
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村の中、ゴンパ目指し歩いていると

「ジュレー」
「ジュレー」

なんつって何人も声をかけてくる。
ジュレーとはラダックのあいさつで
こんにちは、ありがとう、さようならの意味。

なんてフレンドリー。

人が優しい。

村の奥のアルチゴンパ着。
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やけにフレンドリーな老僧にゴンパ内を案内してもらう。

ラマユルもそうだったけれども、建物自体は簡素な造り。
だけれども、11世紀から残る、世界でも数少ない仏教美術を拝見できる。
との事で、中に入る。
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*内部撮影禁止

壁一面、無数の仏様。

さらに巨大な仏の立像が3体。
建物自体、吹き抜け三層構造になっており
下から見上げると、うっすらと上階の壁面にもみっしりと描かれているのが解る。

薄暗い堂内。
ライトで壁面を照らして見る。
一体一体緻密に書き込まれた、色鮮やかな仏が壁一面。

がしかし、経年による壁の劣化で
一部が禿げ落ちてしまい、壁そのものがむき出しになっていた。

今では、修復出来る技術がないのか
それとも、もとからあるものに手を入れる事を
良しとしていないのかは解らないけれども
このまま、ただ朽ちていってしまうのは惜しいと思う。

*↓外壁、展示されていたもの。
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ゴンパを出、本当ならリキール・ゴンパまで
移動してしまいたい所だけれども
早朝からまともに食事もしておらず
高度のせいか息切れもし、ふらふらするのでここに一泊を決める。

宿、高し。
近場の宿にイン。
ZIMSKHANG HOTEL(ツイン)

部屋の天井。
使
徒、襲来
的な有様。

…。

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ホットシャワー無。
バケツでお湯を貰い、湯浴び。
村内に食堂が無く、宿併設の食堂にて夕飯。
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早めに就寝、


肉眼で拝めると思っていなかった…から最後にもう一枚
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by kurikurigururi | 2012-09-23 06:15 | インド | Comments(3)

2012/09/23 「風光明媚カルギル行」

カルギル行きバス、8:30発。

外国人旅行者の姿もちらほら。
気温はかなり寒く、これからさらに高度の高い場所へ移動。
となれば、さらに寒くなる、と思い、バックパックから毛布代わりに布を取りだす。

このバスで、くりくりぐるり、この旅初、生涯付き合えそうな外国人と出会う。
席に座り、ちょもん。
と、待っていると、どこの国なのか解らない感じのバックパッカーが乗車。
とりわけ、彼が我々の注意を引いた、その理由。






ただ1人、サンダル履き。



や、寒すぎや…しないか?




と、勝手に心配。

それから彼が気になって仕方がなく、また、国籍も掴めない。
バックパッカーなのは確実、インド人ではないし、かといって
スリランカやパキスタン系の顔でもない。
それに、そこはかとなく旅姿がこなれている。

そんな事を気にしつつ、ちょこちょこ休憩を挟みつつ、
バスは一路、ラダック方面へ。
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途中、思い切ってどこから来たのか、聞いてみる。



「インドネシア」

まず、インドネシアのバックパッカーに出会うという事がなかなか無く
また、さらに、これから同じレーに行くとは。
聞けば、インドネシアにもバックパッカーコミュニティがあり
数千人が登録しているとの事。

「知らなんだー。」

と、気になっていた事が解り、気分すっきり。

ラダックに向かうにつれ、景色が変わる。
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ここは本当にインドか?

うん、インドです。

だけれども。

窓の外に広がる、アルプスを思い出す風景。

バスは崖沿いの細い道を
ぽんぽこぽんぽこ跳ねながら走り。

途中、ソナマルグなる場所で休憩。

「ここに一泊しても良かったよー。」

と思ったくらい、雰囲気の良い牧歌的な所。
山に囲まれた草原の中を馬やらロバやら犬やらヤギやらがのんびりとし
木の枝を手に、青っぱなたらしつつ
ひゃいひゃい言いながら駆けずり回りたくなる。
けれども、そうはしなかった。


何故か。



アホだと思われるからである。


理由が判らないまま、ソナマルグに約1時間足止め。
ソナマルグを出、再び崖沿いの道を行く。

インド、パキスタン、中国。
各国の停戦ライン、ボーダーが近い事もあり
至る所に兵士の姿。

道中、すれ違い待ちなのか何なのか良く解らない停車が幾度も有り
この時点で定刻通りの到着を諦める。

が、しかし。

隣の2人の孫を連れたおじいちゃん&おばあちゃん。

だと思っていたら、2人の子供を連れたお父さんお母さんだったおっちゃん曰く。

「6時半には着く、この道は何度も通っているから大丈夫だ」

との事。

6時に着けばありがたい。

そう願いつつ。

進んでは停まり、進んでは停まり。

を、繰り返し。

ラダック地方に近づくにつれ、景色が一変。
雪の残る岩山の間を抜け、雪壁の間を走る。

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途中、先の子連れの人達、下車。
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時間通りに着くのは自分達が降りる所、だった模様。

…。
 
結局、到着は4時間の遅れ。

22:00近くにカルギル着。
翌朝、レーへ向け、同じバスで5:30出発。

がしかし。

我々は明日、ラマユル・ゴンパなる僧院のある場所で降りる。
ので、そこまでのチケットを確認。

同じバスのもぎりのおっちゃん。
なんだかボろうとしている感じ。
近くの商店のおっちゃんに聞くと「350R」だと教えてくれる。
そんなボられてもいなかった、ごめん。
もぎりのおっちゃんに交渉し「300R」にまけてもらう。

となると次は宿、探さねば。

なんつって、もう一度、商店のおっちゃんに安宿が無いか聞いてみる。
と、店を出、着いて来いと近くの宿に連れて行ってくれる。

も、満員御礼。

と、今度はそこの兄ちゃんが「ついて来い。」

と、友人の宿に案内してくれ、さらに50Rディスカウントまでしてくれ

無事、イン。(ツイン200R)
*宿の名前よく解らず。
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宿というか、洞窟というか洞穴に寝床並べました、的、
「盗賊のねぐらを忠実に再現した雰囲気満点のお宿です」感むんむん。
数時間寝るだけの場所、と割り切り、くすんだ色
視覚だけで痒くなりそうなベッドを受け入れる。
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今度は食堂を聞く。

案内してくれた兄ちゃん曰く

「俺の宿のレストランで食べなよ」なんつってまた戻る。

食堂までの道中、話を聞く

「インド人は騙すけれど、ラダックは安全だ。レ―は素晴らしいし
 旅行者を騙さない。俺はデリーに居た事があるからインド人が
 平気で人を騙す事を知っている」

と、熱く語る。

ここはインドとは違う。

というプライドを感じた。
そして、この兄ちゃん。

誰かに似ている。

と思っていのだけれども、この時、ようやく気がついた。

シゲル・マツザキ。

腕まくりの具合、髪型、背丈、黒さ。

マツシゲそのものであった。
*盛り付けがアレなマトンライス
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食後、部屋に戻る。

数十分置いて見ても、やはり、かなり、汚い。

けれども、ラダックに入ってから感じた、高山病っぽさもなんとか消え
荷物も広げず、シャワーも無し。

朝起きたら、全身痒くなっていない事を祈りつつ、
扉越しに聞こえてくるコーランを聞きながら、就寝。



↓木箱の上で爆睡するヤギ@ソナマルグ
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by kurikurigururi | 2012-09-20 18:47 | インド | Comments(0)

2012/05/22 「小雨散策 スリナガル」

朝一で部屋チェンジ。
なんでも、インド人の団体が来るらしい。

ゲストハウス。

というより、誰かの部屋。

に、移動。
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一見し、部屋だよね、はは。
と、虚無的に笑う。
なにしろ、部屋のそこここに思い出の品各種が陳列。
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壁面には、この部屋の主と思われる男性の
幼き頃の写真から成長し、なにやらポウズを決めておられる写真などが
無作為に貼付されており、ほんの少し、その人生を垣間見れる。
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…。

「これで300はちょっと…んーどうでしょうかー。」

と思いつつ、何とかならないか聞いてみる。
も、なんともならないと言われる。
部屋がどれだけぼろくても良いのだけれども
これで300は高い、というか部屋と金額が釣り合っていない。
がしかし、ハイシーズンでどこも400R平均らしく
長く滞在するわけではないので、仕方ないと諦める。

朝から降っていた雨も上がり、日が出てくる。
レー行きバスチケット購入の為
ツーリストインフォメーション目指し川沿いの道を歩く。
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道端に雑草感覚で麻。
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適当な食堂で朝食兼昼食。
うまし。
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↓食後、口をさわやかにするスパイス的な物。
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一応、宿にあったロンプラ(ロンリープラネットという外国のガイドブック)の地図を見る。
も、肝心な現在地がどこだか解らず、右往左往。
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途中、何度か道を尋ね、たどり着いた場所、そこは…
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宿近くの道。


結局、周辺をくるくる回り、あっちじゃないこっちじゃない、と
自主的に迷子になっていただけ。
自嘲気味で一度宿に戻り、洗濯物を干し直し、再び出。

小雨。

露店の並ぶ道をちょらちょらし
ツーリストインフォメーション着。

昨日、バスを降り、歩いてきた道沿い
ツーリストポリスの横。

レー行きバスの確認。

バス、920R
ジープ 1800R(7人乗り)

バスはカルギルで一泊。
ジープはそのままレー直行。

カルギルの先、
ラマユル・ゴンパという僧院で途中下車が可能か聞くと、ダメだと言う。
カルギルからラマユルまではバスが出ているとの事。

ので。

カルギル行きバスに変更。
シュリナガル→カルギル 455R

翌日8:00発のバスを予約。

ちなみに、ツーリストインフォのマップ。
10R取られる。

帰り道、ステンレス製マグカップ購入。
これで湯、飲み放題。

肉屋で肉料理の店を聞き、そこへ向かう、途中。
再び、ダラムシャラ行きで一緒だったコリアン女子達に出会う。
しかも、コリアン女子他4人増。

増えてる。

聞けば、マナリ行きはやめ、今日、シュリナガルに着き
その後、我々と同じようにレーへ向かうとの事。

彼女達は12時間でジャンムーからここまで来たとの由。
我々は17時間と聞いて驚いていた。
我々も驚いたよぅ、ほんとに。

立ち話を終え、マトン料理店。
マトンフライドライス(早い話がチャーハン)
マトンカレーをそう言い。
食す。
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うまし。

臭みがなく、日本で食したマトンと全く違う。
久しぶりに肉を食す。

ちょらちょら宿に戻る。

この日、何度か

「お茶おごるよ!ようこそカシュミールへ!」

なんつって声をかけられる。
旅人に優しいイスラム圏だからだろうか?
一回くらいお呼ばれされればよかった。

インド、パキスタンの停戦ラインにかかるカシュミール地方。
バスの窓から見ていても、駐屯している兵士が目につくようになる。
少し前までは危険なイメージの場所。
実際にここに住んでいる方の話を聞くまでは、スリナガルは抜けるだけにする予定でいた。
けれども来てみると、確かに警備の兵士は居ても、町並みや生活風景は平和そのもの。
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宿で聞いたところ、最近は争い事は起きず
市民達はもう軍には引き払って欲しいと思っているのだけれども
ここに派兵されている兵士達は、何もなく任務が楽。
なので、駐屯が長引くように、自作自演で問題を起こしている。
という「噂」もあるのだとか。

今回、雨に降られ、ろくに行動も出来なかったけれども
天気が良く、時間のある時なら過ごしやすい街なのかもしれない。

荷物をパッキングし直し、誰かの部屋で早めに就寝。


↓『店内全品ハンドメイド』が売りの店舗に『ハンドメイド』のアディダス。
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↓この日一番のベストドレッサー。
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by kurikurigururi | 2012-09-20 16:03 | インド | Comments(2)

2012/05/21 「雨天曇天 スリナガル」

明け方。

体を激しく揺さぶられ、目を覚ます。
バスは、細くうねる山道を疾駆していた。

時計を見る、6:00過ぎ。
そろそろ到着予定時間。

「どの辺かいねー?」

なんつって外を見る。
と、路肩に停車したトラックの列。

その列を無理矢理に追い抜こうとするは、我らがバス。

「また…このパターンか…」

と、インドの交通事情にため息をつき、再び寝ようとした




その時。





ンガリッ!ンゴリゴリゴリゴリゴリッ!!

ンガッグッグ!

バシッ!!!

ピシッ!!

ぱりーん!






つって。

一部サザエさんの次回予告の最後みたいな擬音も含んだ衝撃音。

壁面に激しく車体をこすりつける我らがバス。


轟音と震動。


そして、ガラスが割れ、飛散する。

音のした方を見ると、そこには。

壁面から突出した岩でガラスが割られ
斜め後ろの寝台席には割れたガラスが飛散している。

停車し、バススタッフがガラスをかき集める。
そこに座っていたインド人達、どうするんだろ?

と、思っていたら。

ガラスがまき散らされた、そこだけオープンカーの如きエアリアルな状態の席。
そこに文句ひとつ言わず、何も変わらぬ風情で風に吹かれつつ、座っていた。

あるがまま、を受け入れる精神。

良いんだか悪いんだか、もう良く解らない。

その後。

トラックの列、その原因。

停車しているのではなく、少し先の方で狭い道であるのにお互いに譲らず
顔つき合わせ、隙あらば先に進もうとしているうち
後続の同じようなマインドの車が次々追随。

結果、対向車線も埋まり、横は崖、壁面。

目の前には譲らん気満々のくんくんになった対向車。

どうにもこうにもならなくなり、皆でクラクションを鳴らし、現状を嘆いている。

みたいな状況らしく、この時点ですでに6時。

スリナガルまでは、あと143Kmの標識。

なんだか超絶にアホらしくなり

「もうどうでもいい」

と、2人して不貞寝。

その後、スリナガル着は14:00頃。
結局、9時間程で着く道を17時間で移動。
しかも、ぐるり、この車内でお気に入りの帽子紛失、虚脱。

ジャンムーのバス停で声をかけてくれたムスリム(イスラム教徒)のムジャファ。
ここまで、いろいろと我々の事を気にかけて、心配してくれた。
ムスリムの人々は優しい。
ありがとう。

バス乗り場から、スリナガル市内まで乗り合いバスにて移動。(1人10R)
しばらく歩き、デリーで出会った店舗経営の旦那さんの弟の宿へ。

ここにイン。(一晩300R)
ジョンフレンズ G.H
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↓何だかドミになりそうな大部屋をあてがわれる
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里帰りしていた奥さんと少し話す。
スリナガル、雨続きらしく、珍しい事だという。
夕方まで部屋で待機する。
やむ気配がなかったので宿近くのレストランへ。

何も食していなかったので、うまし。
でも、しょっぱし。

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小雨の降る中、湖を見やる。
美しいと聞いていた、ダル湖。
灰色の空の下、雨に煙る。

寒そうにコートの前を合わせ、険しい表情で事件の事を考える片平なぎさ。

が、良く似合いそうな、火サス的雰囲気、満点。

宿に戻り、お湯シャワーで体がほぐれる。

移動疲れで、明日の晴れを祈りつつ、早めに就寝。

宿の周り湖のほとり。なので、所々桟橋の如き道。宿のすぐ脇にはボート。
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部屋の窓から、中庭を眺める。
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by kurikurigururi | 2012-09-16 05:19 | インド | Comments(0)

2012/05/20 「マンってはっきり言い過ぎですよ。」

起きてすぐバス乗り場へ。

30分おきに出ているという
マクロード・ガンジ→ダラムシャラ行きのバスを待つ。

がしかし。

待てど暮らせど一向にバスが来ない。

バスチケットは9:40ダラムシャラ発。
最低でも9:30にはダラムシャラに着いていたい。

8:30。

30分おきに来るはずのそのバスは、結局1便も来ず。
たまたま居合わせたイスラエル人カップルと、乗り合いジープに乗る。(1人10R)

11人集まったら発車。

との事で、すぐ集まるか不安だったものの、一瞬で定員に達す。

20分程でダラムシャラ着。
先のイスラエル人カップルもパタンコートまで一緒。
そのままアムリトサルへ向かう彼らは、パタンコートでバス乗り換え。
我々は同じバスでジャンムーまで移動。

↓パコーラ売りのおっちゃん。
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おっちゃんのパコーラ
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極度の腹ペソにつき、バスパークでサモサと水を買おうとし
うっかり置いて行かれそうになる。
切符係のおっちゃん、最後まで我々を気にかけていてくれた。

3時間半程で、ジャンムー着。

今度はここからスリナガルへ移動。

なんだけれども。

ジャンムー、スリナガル、ガイドブック的な物、無し。

街の地図も無い。

とりあえず、出来る限りジャンムーに一泊するのは避け
このままスリナガルへ向かってしまいたい。

バス乗り場付近へ行き、スリナガル行きのバスを聞く。

と、

雨後のたけのこのようにあれもこれもスリナガル行きだと言う。
どうも、公式のバスと言うより、各ツアー会社が各々バスを出している模様。
乗り合いジープも有り。

ジープ衆に声をかけられるも、いろいろ警戒心が先に立ち
結局1人500Rの寝台バスに決める。

出発、21:00。

スリナガル着6:30予定。

発車まで約5時間。
荷物を背負い、うろつく気力も無し。
とはいえ、何か食べておかねば。
と入った食堂。

そこには。

携帯で好みのHIP-HOPミュージックを鳴らしつつ

「イエス!マン!」

「オーケー!マン!

なんつってノリノリで働く青年が1人。

マンっていうかメーンじゃないか?
や、どっちでも面白いから良いのだけれども。
「マン」をはきはきはっきり発音する彼に魅了され
食後、「センキュー!マン!」なんて言われつつ、半笑いでバス乗り場へ戻る。


そこで4時間ばかり時間を潰す。
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同じバスに乗るスリナガル出身のムジャファと言う青年に声をかけられる。
もうバスに乗っていた方が良い。
というので一緒にバス乗車。

↓寝台席
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バススタッフに聞き座っていたらば、席が違うと言われ
即座に2階寝台に席チェンジ。

21:00発のバスはその後、22:00まで発車せず
さらに4回もチケットを確認される。

やっと出発したと思えば

すぐ停車。

したと思えば再び発車。
したと思えば再び停車。
したと思えば再び発車。
したと思えば再び停車。
したと思えば再び発車。
したと思えば再び発車。
したと思えば再び停車。
したと思えば再び発車。
したと思えば再び停車。
したと思えば再び発車。


理由が解らない。

し、外を見れば運転手はじめスタッフ、謎の談笑。

談笑していないで、すらっとスリナガルへ行きませんか。

そのうち。

荷物を警戒しながらうつらうつら。

しながら、再びうつろな意識の中でバスが停車したのを感じる。

「こりゃもう、時間通りには着かんね、はは。」

諦めの境地に達す。

「2、3時間遅れでも着けばいいかー。」

等と思っていた我々が甘かった。
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by kurikurigururi | 2012-09-16 04:32 | インド | Comments(0)

2012/05/19 「切望と議論の揺りかご」

クーリーで出会ったEさんお勧めのバクスケーキ、食す。
うまし。
スライスしたナッツの上にチョコ。
久しぶりに食べる味。
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翌日のジャンムー行きバスのチケット購入。(1人170R)
9:20ダラムシャラ発。

ダライ・ラマ法王邸近くの、ナムギャルカフェなる場所。
行ってみる、も、移転。
場所を聞き、来た道を戻る。

マクロード・ガンジ、本当に小さい地区。
少し歩けば端から端まで余裕で歩ける。
物売りもチベット人が多く、全くしつこくもなければ、強引でもない。

ここもインドなのか?
と思う位、町が穏やか。

道中、眺めの良い休憩スペースにて
しばし虚脱。
チベット人、犬×3、と風に吹かれる。
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移転したナムギャルカフェ着。
ピザ一枚注文。
でかし、うまし。
ひさびさの味。
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夕方、昨日のルンタへ。

ぐるり、日替わり定食、揚げだし豆腐。
くりくり、クリームコロッケ。
うまし。
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本日、エンゲル係数高め。
引き締めねば。
2時間ほど居座ってしまい、宿へ戻る。

道すがら町並みを歩き、これまた色々考える。



チベットの問題。

自分が考えてどうこうなるものではないと思う。
けれども、どうしても考えてしまう。

町の至る所に、抗議の焼身自殺を遂げた僧達の写真やポスターが貼られている。
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暴力を辞さない強大な相手に、ひたすら非暴力での抵抗。

焼身

という事が圧倒的な拒絶の現れであるとしても
そこまでの強い想いがあるのなら
「生きて」その意思を1人でも多くの人に広めて行く事はできないのだろうか。
もちろん、彼らの行動で意識が変わった人々もたくさんいるだろう。
相手に対する力での抵抗を封じられた状態で、最大の拒絶を叩きつけ
無関心な人々に、彼らの現状を意識させるという事はできる。
命の使い方は人それぞれで、他人がとやかく言うことはできないけれど。
自分の命を差し出してまでも戦う、強い想いを抱いている人物を失うことは
未来のチベットにとって大きな損失になってしまうのでは?
それは中国にとって都合が良いのでは?
と、思う自分の考えはぬるいのかもしれない。
それと同時に、もし、中国から完全に解放されたとして
チベットの人々は世界から経済的に取り残されはしないのだろうか?
政治的な問題と、民族の誇りや信仰といったものの狭間で
精神的に押し潰されそうになっている人々がたくさんいるのだろうか?

写真の中には、まだ10代という若い僧もいる。

彼らの望んだ未来がどんなものなのか。
ダライ・ラマの描いている未来はどんなものなのか。

知らない、解らない事が多すぎる。

彼らの写真の前で、しばらく動けず、ただ立ち尽くす。


『 取り返し与え 掴んでは無意味に捨て去る
 
  繰り返される事は すでに知り得た哲学
 
  幸せをもう一度と 願い
 
  起こり来る絶望と議論 
 
  もう戻れないと言った君は
 
  門を開く 強い風が僕を吹き消す 』



「切望と議論の揺りかご」という曲の一節を思い出す。

一日も早く、チベットの人々にとって幸せな未来が訪れてほしいと心から願う。



その帰路。

くりくり、インド人に尻を触られ、怒。
インドに入ってから、もう何回目か。
破廉恥予防の為、ぐるりが後ろを歩いている時は無いのだけれども
くりくりが後ろを歩いていると、すれ違いざまに破廉恥タッチしてくる事多し。
しかも、くりくり曰くこちらを更に怒らせるのが

「触られた!」

と思って振り向くと、破廉恥漢も振り向いて見ている事。
だそうで、その度に怒りが倍増するとの由。

インドに入ってから思う。
北インド人、性格が悪い。
観光ズレしているというのも有るのだろうけれど。

インドに入って学んだのは

「拙者、忍者でござるよ!にんにん!」

とか自分で言ってる忍者が胡散臭いのと同レベルで

有閑マダムに投資信託を勧めるやり手セールスマンみたいな表情とまなざしで

「ノープロブレム、アイム、グッドマン」

とか言って自分をリコメンドしてくるインド人は信用できない。

という事。

とはいえ、全ての人がそうなのではないし
彼らの国に来てぶーぶーと文句言うなら
出ていけばいいと思うのもまた、その通りなんだけれども。

もう少し、静かな時期にここに来れたら良かったと、改めて少し思う。




↓ナムギャルカフェにあった植物。ちょっと欲しい。
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↓この日のマクロード・ガンジの空模様。
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by kurikurigururi | 2012-09-15 06:37 | インド | Comments(2)

2012/05/18 「チベット亡命政府の地~ダラムシャラ~」

時は過ぎ、周囲のインド人はチケットを持った乗客が来る。
と、次々とどこかへ消えて行き、今。
我々の向かい席には、インドのおばちゃんと、「ひょいっ」とした感じのおっさん、爆睡。

電車の揺れと盗難への警戒心で
寝付いては起き、寝付いては起きを繰り返し
寝付いた時に起こされる。

来ないと思っていたチケット巡回。
夜中の3:00に巡回。

なんでこの時間。

6:00頃、本格起床。
下車準備。

ほぼ定刻通り、パタンコート駅着。

同じダラムシャラを目指すという事で
コリアン女子と3人で駅からバススタンドへ歩く。
バススタンドで更にコリアン女子2人と遭遇。

1時間ほど時間をつぶし
ダラムシャラ行き8:30発。

グラサンかけたマリオみたいなおっさんがドライバー。
逐一、日韓組の事を気にかけてくれる。

4時間ほどでダラムシャラ経由マクロードガンジ着。(1人110R)

コリアン女子3人と別れ、目当てのゲストハウスへ。

チベット亡命政府があるここはインド、というより、チベットの色が強い。
人も全く違う。
デリーやバラナシで感じたストレスは無い。
山に囲まれ、眼下に町が見える。
どことなく、穂高の山から見る景色に似ている。
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今はインド人が休暇に入っているらしく
インド人観光客も多し。

ローリンゲストハウスにイン。(ダブル150R)
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荷物置き、日本食の食べられるルンタという食堂へ。

巻き寿司、かきあげ丼食す。
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うまし。

旅に出てから食べた日本食の中で一番うまし。

そのまま、チベット寺、ダライ・ラマ法王邸等を周る。

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街の至る所に、中国政府への抗議の張り紙。
抗議の焼身自殺を遂げた僧達の写真。
中国政府に拉致され、行方の知れないパンチェン・ラマのポスターが貼られている。
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ここに来て、チベット問題を考えないわけにはいかない。
し、実際、ここへチベットの問題を学びに来る外国人も多いと聞く。

このマクロード・ガンジを歩いてみて感じるのは、人々の信仰の篤さ。
実際、店舗などを覗いてみる、と、通常であれば店主が接客。
顧客との世間話やらセールストークなどが始まるのだけれども
ここでは、店主がマニ車(マントラが書かれた仏具)を回しながら
熱心にマントラを唱えている。
ので、客が来ても気が付かない。
というか、客よりも大事な事がある、と言う感じ。
(もちろん全ての店舗がそうではないけれども)
少し語弊のある言い方かもしれないけれども、宗教に没頭している、という印象。
自分の精神、心の拠り所、軸、の様な確固たるものを持っている人々の強さ、真摯さが
ここに張り詰めていて、どこか、しんとしたものが目の奥にある。
様な印象をチベット人に対して抱き、ネパールのボダナートでも
巡礼に来ているチベットの人々を見て同じように感じたのを思い出す。
彼らの置かれている境遇を知っているからそう感じるのかもしれないけれども
どことなく、寂しげな感じ、というか。
道中、道を尋ねたチベット僧のおいちゃん達はとても活力に溢れていたけれど。

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↓道路に描かれた文様
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↓犬、やけにでっかい。毛、もふもふ。
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いろいろと考えてしまいつつも、穏やかな町をちょらちょら歩く。
タイミングが合えばダライ・ラマの説法も聞いてみたかった。

きっと、普段はとても穏やかで静かな町なんだろうと思う。

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思う、というのは。

先にも書いた、インド人の休暇に被っており
ここ、マクロード・ガンジにもマイカーにて大挙して押し寄せるインド人観光客。
だけなら「ひゃーん、人多いっすねー」位で済むのだけれども。

彼ら、この町の細い道をガンガンに飛ばす。
ぷぁんぷぁんにーにークラクションを鳴らす。
道で対向車とすれ違えない場所で
鼻っつら突き合わせて、ぷぁんぷぁんにーにー鳴らし続ける。

「にーっ!にーっ!」
「ぷぁん!ぷぁん!」

なんつってクラクションを至る所で鳴らしまくり、狭い路地を車でガンガン入ってくる。
↓こんな感じで
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「もーーーーーうるさいよーーーーー」

と、両耳を押さえ、しゃがみ込み、至極文字的にそう呟きたくなる。

も、やだ、帰る。

と思い、宿へ向かいちょらちょら歩く。
すると、マクロード・ガンジ中心部、メインの交差点辺り。
スターの来訪でもあるのか?
と思ったら、ほんとにスターの来訪らしく、人の海。
なんでも、クリケットのプレイヤーが来ているとの事で、騒ぎになっているという。

クリケット…

いまいちピンと来ない罰当たりな我々は、人をかき分けかき分け、なんとか宿へ。

願わくば、静かなダラムシャラ、マクロード・ガンジが観たい。





↓こんな所でまさか!と思い小躍り、熟読@ルンタ。
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by kurikurigururi | 2012-09-15 03:40 | インド | Comments(2)

2012/05/17 「デリー出立~列車の混沌」

デリー5日目。
出立の日、午前中、別行動。

ぐるり、滞っているブログ作業&チェックアウトの手続き。
くりくり、買い物。

ぐるり、12:00にチェックアウトを済ませ
レセプションのソファで待機。

待てど暮らせど、くりくり戻ってこず。
13:30過ぎ、やっと戻る。

聞けば、先日行ったクトゥブ・ミナ―ル近辺に
お気に入りのファブインディアとアノ―キなる店舗があると知り
そこまで足を伸ばし、ついでにロータステンプルもちら見。
移動の際、料金の件でリキシャとバトル。
メーターに蹴りを入れるに及び、この時間になったという。
強し。

で、荷物を宿に預け、昨日と同じ食堂で朝食兼昼食。

再び宿に戻り、列車の時間まで待機。
オールドデリー駅20:20発。

くりくり再び、宿周辺へ買い物。
ぐるり、レセプションで待機。
これからマナリへ向かうという日本人女性に

「カジュラホのエロテンプルへ行きなよー!」

なんつって若干セクハラ気味に話しかけるインド人スタッフに絡まれ
顔面に半笑いを仮留めしつつ、2時間ほど過ごす。

くりくり戻り、18:00宿を出、
メトロでオールドデリー駅へ。
20:00頃乗車、同じ席に韓国人女性とインド人一家。

この時点からこの列車の混沌が始まる。

まず。

インド人一家が「私たちも同じ座席だ」と言ってくる。
チケットを確認すると我々の席番は間違いなく
彼らのチケットの席番はかすれて見えない。
結局、すったもんだしたあげく、一家が間違えている事が判明。

と、今度はその一家の子供の靴が片っぽ無い。

その場に居た我々で探しまわり、ぐるり、全く違う席の下で発見。
そのまま、一家が去った。

と、思いきや。

今度はぶんぶんでふくふくの最高に体格のいい
関取りクラスのおばちゃん5、6人が突如結集。
辺り一面、肉の壁。

いやに肉々しいことであるよねぇ…。
なんつって思っていたら。
肉の人達、突如移動。
どこかへ消える。

と、次は若い男子2人。

明らかに寝台チケットを所持していない様子。
さらに目の前にもおっさん2人が鎮座ましまし
これ、完全にチケット持っていない人たちが入り込んでいる。

と、何故思ったか?

と言うと、寝台席は一か所につき、3つ。
それが向かい合っており、就寝時には一番下の椅子がLOW。
座席の背もたれ部分を持ち上げ、鎖で固定したベッドがMIDDLE。
その上に、設置されているベッドがUPPER。

つまり、一か所につき、6人。

のはずが。

この時点で、我々、コリアン女子、おっさん×2、若者×2

1人オーバー。

ならまだしも、更にここへ無理矢理2人。
おばあちゃんとしかめっ面の女子が入り込む。

彼らにチケットの事を聞いても、トボケるばかり。

いや、いいんだけれども。

我々が昨日、駅構内を右往左往し
わざわざツーリストカウンターで
幾ばくかの手数料まで取られ購入した意味は?

寝台料金払って無くてもどさくさで乗れる。
と言う事なわけで。

納得いかない思いを抱きつつも、列車は進むよ、どこまでも。

そのうち、チケット確認に駅員が周ってきたら、皆、どうするのだろう?
とか思っていたけれども、全く巡回に来ない。

周りのインド人は皆、
きゃっきゃきゃっきゃはしゃいでいる。

若者が故意にではないけれども
コリアン女子のズボンに水をかける。

も、

謝るどころか、
仲間と「水飛んじまったよぅ!ひゃひゃひゃ!」みたいな仕草で
へらへら笑い合っているのを見。
くりくりぐるり、怒。

彼女に謝れ!コンチクショウ!

と、誠心誠意お伝えする。

と、驚いて「ソーリーソーリーヒゲソーリー!!」

と、言ったのではないけれども、日本語に変換したらその位ふざけ気味なテンション。

と、言う事であり、この例えもどうかな?とは思っている事もまた、然り。

なんだかな。

と、思いつつ、なんとなくコリアン女子1人に我々2人。
列車内でアウェイ気味。

お互い、なんとなくフォローしあう感じで列車内での時間を過ごす。

それにしても、この列車。
巡回が全く来ない。

なんでだ。



↓ロータステンプル
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by kurikurigururi | 2012-09-14 07:28 | インド | Comments(0)

2012/05/16 「荷物発送~謎のおっさん~」

起床後、ニューデリー駅へ。

翌日のアムリトサルへの列車チケット、これの予約。
駅構内、ツーリストカウンターにて座席の確認。
空きがあるのは、夜中着の中途半端な時間のみ。
ローカル席なら有るとの事。

で、一般窓口に並ぶ。

つっても、どこで買えばよいのか解らず
何度か確認し、悪質ツーリスト会社の招きを無視し
駅から数十メートル離れたチケット売り場に並ぶ。

も、空き、無。

なんでだ。

と思いつつ、アムリトサル行きをパタンコート行きへ変更。

再び、ツーリストカウンター。

無事予約。(1人209R)

最初の不親切な係員を避け、親切そうな係員が空くまで
順番が来ても次に譲る。
おかげで、すんなりゲット。

お気に入りの食堂にて昼飯を食し、宿に戻る。
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昨日購入のタブラ、その他、荷物発送の為
GPO(中央郵便局)へ。

いきなり捕まえたリキシャ、割と良心的だったので乗車。
多少、ボッてはいるけれども、10Kg程の荷物を抱え
移動するのはしんどかったので、まぁ良し。(50R)

すんなり、着。

ひとまず、計量。

約13Kg。

ネパールの時のように布で包む。

この時、「布包み業者」登場。
最初、怪しいと思いつつも話を聞く。

と、

「150Rでやるよー!」つって、局外へ連れていかれる。
ので、これはアレだ。
と思い、ガン無視。

中に戻り入口すぐのカウンターで包んでもらう。(80R)

この時、日本語を話す

自称「インド生まれのチベット人のおっさん」に遭遇。

『いやー日本語必死で勉強したよぉ!』

なんていうけれども、見た目、完全日本人。
日本語も日本人の日本語。
親切だったけれども。

誰?

知らん。

ま、そんなこんなで無事、荷物出荷。(13Kg 2690R約3700円)

受付後、スタッフが他の人の荷物を
蹴って処理している様を目の当たりに。
無事着きますように。(この後、約2週間ほどで無事届く。)

GPO出、コンノートプレイスへ。
くりくりご所望の、ファブインディアなる店舗へ。
↓爆睡する犬@店舗前の階段
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店内で2時間ほど諸々拝見。
することの無いぐるり、半ば虚脱気味、脳内1人しりとり等で時を過ごす。
↓引き続き爆睡する犬@店舗前の階段
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その後、徒歩で宿へ帰宅。
↓道中見かけた、古本屋好きの心をくすぐる本屋。
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20:30頃、お気に入りの昼と同じ食堂で夕飯。
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うまし。

宿に戻り、少しして、窓の外に上から石の落ちてくる音。

何?

デリー4日目、終了。

↓宿泊していた部屋。「~号室」ではなく「オフィス」本来従業員用なのか?
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↓室内。トイレシャワー共同。ファン、映らないテレビ付き。
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by kurikurigururi | 2012-09-14 07:24 | インド | Comments(2)

2012/05/15 「エブリデイ小競り合い&インドの洒落乙」

朝一でタブラ買いに出る。
リキシャを捕まえる為、小1時間、リキシャ相手に小競り合い。

デリーでリキシャを捕まえる度、ここのリキシャーマンは9割腐り気味だと思う。
きちんと稼ぐより、欺いてでかく稼ぎたい。
そんな輩ばかり。
さくっと移動を済ませたい、と思ってリキシャを使おうとしても
まともなリキシャーマンに当たる確率が恐ろしく低い。

結局、埒が明かず、メトロでの移動に切り替える。
Ramakrishna AshramMarg駅からRajiv Chowkで乗り換え
Chawri Bazaarで下車。(1人10R)

道すがら、ジャーマ・マスジットをチラ見。
外国人はカメラ持ち込み(携帯のカメラも)300R。
一方、インド人はバシャバシャ写真撮っていた。
インドの「外国人特別価格」これなんとかならないものか。
そんなわけで写真無。

ジャ―マのすぐ近くにタンドリーチキンの店発見。
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クォーターで55R。
インドに来てから食したくも高めで見送っていた。
「やっと食せる!」と思い、イン。
うまし、お釣りもちゃんと細かいお金で返ってくる。

その後、BIBAミュージックと言うところでタブラ購入。
日本語話せるロッキーさんと言うムスリムがいて
いろいろ聞いて購入。
予想外にとてもきちんとしたケース付き。
約8Kg。

宿へ戻るバスを待つ。
一向に来ないバスを待つ。

ただ外国に行った事があるのを自慢したいだけのおっさん、に話しかけられ
危うくやっと来たバスを逃しかけるも何とか乗車。
乗車率300%。

バスにぎゅん詰め。
何とか宿に帰りつき、荷物置いて再びメトロで移動。

再び、Rajiv Chowkで乗り換え、こんだGreenParkへ。(1人16R)

目差す一画。
割と簡単に見つかり、散策。

洒落乙。

極めて洒落乙。

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インドにこんなに洗練された所があるとは。
若い世代の息吹の様なものを感じる場所。
インドを旅していて、インドは相変わらずインド。
と思いつつも、電車が時間通りに発着したり、メトロがきちんと動いていたり
街中でボーカルにオートチューンがかけけられた音楽を聴いたり
映画も踊りが無いシリアスなものが上映されていたり
ここの様な、洗練されたセレクトショップが立ち並ぶ一画があったり。
そんな所を見ると、十年後、インドはどんな国になっているのか、想像ができない。
地方はともかく、都市部はかなり発展しているのではないだろうか?

20:00頃まで、ちょらちょらちょらちょらちょらちょら徘徊。

宿、近くの食堂で夕食。
うまし。
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道端でメロン買って宿に戻る。

宿で購入したものの荷造り。
明日は郵便局行かねば。

そんなこんなでデリー3日目、終了。
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by kurikurigururi | 2012-09-14 05:47 | インド | Comments(0)