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2012/03/04

6:30頃起床。

おっさんの店、早朝にもかかわらず、開店直後。
朝、二人で一杯のタンメンを食す。
おっさんと最後の別れ。
少し感傷的になる。



「おっさん!それではね!」



みたいな親しみを込めた挨拶をする。

と、



「え!?あ!うん?(誰?)ああ!え!?あ。うん!うん?(誰?)」

(↑最後の最後でうっすら思い出した感むんむんで)













おっさんはすでに我々を忘れていた。












昼頃、アモイ着。

同じ宿に再びチェックイン。

先日とはまた別のドミ、6人部屋。
Hさんという日本人の方と同室に。
体調を崩しているとのことで

「百草丸ありますよ!」

長野県内位でしか通じない、どローカルな名称を
あたかも全国区の如き勢いで口にし、少し照れる。

Hさんはチャリダー(←自転車で旅をする人)

いろいろと貴重な情報をもらう。
上海から約2カ月かけてアモイまで来たとの事。

チャリダーと言えば

「至極ストイック」

というイメージだったんだけれども。
そのイメージ通りの方。

夕方、一緒に食事をする約束をし
我々は洗濯などした後、
宿周辺をちょらちょらする。

町中の屋台にて

「中国で食したものランキング1位」

に、燦然と輝く事になる

名前分かんないパン的なもの、食す。

うまし。

一つを二人ではんぶんずっこしたことを
この後、中国を出てからも後悔し続ける。
方言だろうか。
はんぶんずっこ。

小一時間ほどの散策後。
翌日に向かう「百色(ベイスー)」行き列車。
このチケットを買いに、アモイ駅へ。

百色へは約30時間の列車移動。

席には



「硬座(インツォ)」「軟座(ルワンツォ)」(硬い椅子、軟らかい椅子)

「硬臥(インウォ)」「軟臥(ルワンウォ)」(硬い寝台、軟らかい寝台)



等の種類があり
「軟座」を買おうとするも
「硬座」以外全て完売。

約30時間、硬い椅子で行くか、出る日を先に延ばすか悩む。

結果、旅前半で日数を使いたくない、という判断から

「硬座30時間コース」購入

(219元×2)

せめて木の椅子出ないことを祈る。

宿に戻り、Hさんと夕食へ。

適当な飯屋に入り、いろいろと話をしながら食事。
Hさんから

「チャーハン5元の店はかなり良心的」

という豆知識を得る。

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(右下の蛋炒飯というのが玉子チャーハン)

相場がいまいち解らなかったので、以後、これが基準になる。

誂え物、伝票。

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全て、うまし。

その後、宿へ戻り明日以降の情報収集。
ここで浮上した懸念事項。

・百色という街の情報がない。
 さらに百色から、その次の目的地元陽への移動手段は?


そもそも、百色行きの終点、昆明(クンミン)。
ここまで行けば、昆明から元陽までは確実にバスが出ている。
だけれども、昆明まで行くと
移動がさらにプラス約7時間。
されるうえに、地図的に一度、上のほうに行って下にさがる。
なんだか無駄に移動しなければいけない。

なんとか百色から横に移動してたどり着けないか?

しかし、その情報がほぼなく
Hさんが中国で買った地図を見せてもらうと
国道が走っている。

ということは


バスはある!


はず。

それにかける。
 
と、いうわけで、どちらにしても行ってみるしかない。
行ってみてダメだったら、そこで考えるということに。

夜。

日本出発直前、グアテマラのタカさんという方から
くりくりが頂いた珈琲豆。
(インドビザでお世話になったMさん経由)

これを、宿のカフェで挽いてもらえるか
ダメもとで聞いてみる。

と、

快くオッケー。

その豆で一杯、淹れてさせてもらう。

久々の珈琲、うまし。

ぐるり、この時位から
くりくりのコミュニケーション能力の高さに気づく。
ごく僅かな英語、身振り手振り
最終的に日本語で普通に話している。

それでもなんとなしに相手とやりとりができている。
どういうことなのか。
解りあう心が大切、ということなのか。


就寝まで宿のレセプション周辺で
看板犬、シャオツィを愛でて過ごす。

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とてもおとなしく、いつも宿の中をちょらちょらしていて、毛、もふもふ。

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by kurikurigururi | 2012-03-30 00:40 | 中国
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