近くのダラダラドライバーに聞くとジャンビアー二行き、 今出てしまったとの事。 とりいそぎ、虚脱。 している我々にドライバーの兄さん。 「ジャンビアー二行きが次に停車する所まで乗せてあげるYO!」 「いやん、助かりますッス!敬具!」なんつって乗車、発車。 先に出たジャンビアー二行きが次の停車場に停車して 乗客を集めている所まで乗せてくれたうえに.... 「お金はいらないYO!」 なんて言ってくれる。 「え!いいの!?いやん、助かりますッス!敬具!」 なんてって感謝感謝。 昨日の一件があったので、ボッタくられるんじゃないかと 少し警戒してしまったけれども、本当にただの良い兄さんだった。 乗り換えて、1時間半程でジャンビアーニ着。 マライカ G・Hにイン。 このゲストハウス。 ハジさんという地元の人がオーナー。 数年前、くりくりが泊まった時には共同トイレの扉をあけると 便座の上に おねずがちょこん。 と鎮座し、出迎えてくれた。 という心温まるエピソードあり。 おねずが苦手のくりくりは今回も警戒気味。 また、ここ数年ハジさんの評判がよろしくなく 日本人客が激減して居るとの事。 もともと、とても良い人なんだけれど、奥さんといろいろあり 酒におぼれ、その酒癖が超絶に悪い。 らしい。 とはいえ、アフリカに入ってから 最近マライカに宿泊した日本人の人々に聞いたところ 酒を断ち、今はきちんと仕事をしているという。 実際会ってみると、本当に紳士。 細かい所に気がついてくれるし。 がしかし、酒におぼれていた頃の情報ノートを見ると 「本人が見たらば即自決レベル」 という位のダメだし情報満載。 これを読むと、確かにダメすぎる。 んでも、今日見る限りでは大丈夫そう。 我々の他に誰も宿泊していない。 昨日まで日本人が2人いたらしい。 荷物を部屋に置き、ビーチへ行ってみる。 風、強め。 広がるザンジバルの海。 「わー!潮風.... 潮風が.... 顔にしみるわーー」 潮風による顔面ひりひり。 くりくりは宿で待機。 ぐるり、いざウニ取りへGO。 そう、ここでは干潮時、目の前の海でウニが獲れる。 海に行くと、かなり海が引けている。 なんだかよく解らないけど食せるという海藻類&とげの白いウニ捕獲を試みる。 「白ウニはおらんかぁ!白ウニはおらんかぁ!」 つってなまはげ気味に浅瀬をちょらちょら。 海草類やその陰に潜む白ウニをゲット。 ちなみにウニって聞いてイメージする黒いウニは そこらじゅうにごろごろしており裸足では結構危険な有様。 で、そんなこんなで1人ちくちくと足下を見ながら ウニ獲りにいそしんでいる、 と。 いつの間にか潮が満ちてきている。 「こらまずい。」 なんつって思ってわひゃん!なんて急いで岸へ向け戻り始めるも あっという間に腰のあたりまで海に浸かり あっという間に胸まで浸かり あっという間に首まで浸かり 気がつけば、ウニ入れたビニールに海水が入り重りのようになり すでに顔まで浸かり始めてメガネまで流されかけ、慌てて掴む。 泳ごうにも波が高く、波が下に下がった時にウニだらけの底に叩きつけられそう。 海ステージのマリオみたいな動きでぴょこぴょこ足を着きつつ なんとかぎりぎり、岸に辿り着き、事なきを得る。 んがしかし、いつの間にかウニを踏んでおり、見ると地味に流血。 左足にウニのとげが突き刺さっている。 海岸を片足を引きずりながら歩く。 てなわけで。 午後、2人して宿に引きこもり、ウニのとげを抜き ハジさんの出してくれたジンジャ—ティーを頂きつつ、書見。 諸星大二郎著、孔子暗黒伝。 おもしろし。 海が目と鼻の先。 というシチュエーションでさえないにもほどがある時間を過ごす。 何だこの残念な夫婦。 その後、宿付近をちょらちょらしてみる。 夕飯。 ハジさんがウニを調理してくれる。 うまし、でも、ちょい、しょっぱし。 食後、少しして停電。 就寝。 -------------------------------------------------------------------------------- •ストーンタウン → ジャンビアー二(約1時間半 1人2000TZS) ストーンタウンから少し行った所からの値段なので、もう少し高いかも。 マライカの所で降りたいって言ったら降ろしてくれた。 •マライカ•G.H ダブル (1人 24000TZS) 水シャワー、朝昼晩ご飯付き。情報ノート有り。 ネット環境無し。停電あり。 目の前の海で海藻やらウニやらカニやらゲットしてハジさんにお願いすると 調理して出してくれる。ウニは白いとげのが食せる。 詳しくは情報ノート参照。
by kurikurigururi
| 2013-12-16 23:10
| タンザニア
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